ご無沙汰しております。
長期間、ブログを書いていなかったので、筆が走りません。毎晩、自分の天職はこれなのかと自問自答しながら手探りで生きております。
本当は天職なんていうのは存在しない派です。
今やっている仕事が、自分の仕事だと割り切るしかないという事と向き不向きに拘らず、それを続けていればいつの間にかプロになっているという事が、職業というか仕事だと思うのです。
辞め癖が付いていた二十代に比べて、長続きさせるしか仕方がなくなったという風にシフトしていきました。プロになることは有難がる節がありますが、その事自体に特に意味はなく、たまたま選んだ道を進んでいたら、そうなってしまったというのが、本当だと思います。
主治医が、診察室の椅子に座りながら、
「言われた通りにしてたら、いつの間にかここに座っていた。」
と仰りました。
格好をつけているわけでも嫌味で言っているわけでもなく、仕事っていうのは割り切って考えると、偶然、目の前にあった事の繰り返しだと思います。
若い人が私の文章を読まれているのかは分かりませんが、将来どうしようとか先が不安だと言う前に、言われた通りに目の前の事をしていたら、自ずとなる様になっています。
大学に行って選択肢を増やすんだという考え方もありますが、それはやりたい事を見つけるまでの口実に近いと思います。
ものすごく曖昧な意見だし、誰に響くかは分かりませんが、人生は長いので、退屈な日々の積み重ねは今の悩みを解決する糸口になっていると締めさせて頂きます。
悩みというのはその時のもので、いつか晴れるかもしれませんが、大人になるというのは、もっと大きな悩みが出てくるということです。