1979年11月8日長い眠りから目覚めた。ついにその日がやって来た。
そう今日は関学の学祭「新月祭」の前夜祭だ
今夜、浜田省吾の関学での野外コンサートの日だ。
昨日は居酒屋ばらもんのバイトだった。相変わらず
お店は繁盛して忙しく、お店を閉めて帰ったら1時を回っていた。でも今朝は10時に目が覚めた。
長い眠りのようなあっという間だったようだ。
朝からテンション高かった。カセットデッキで浜省の曲をかけ、ノリノリで朝食を済ませ家を出た。
切り株にはもう数名集まっていた。
岡部さんと赤藤さんが作業していた。
岡部さんが「藤本くん、遅いやん!」ってふざけて言った。
私は「みんなが早すぎですよ」ってふざけて返答した。みんな今日の日を楽しみにしてるのがわかった。
上ちゃんと白銀君もやってきた。
「上ちゃん、やっと今日やね?」って言うと
「そやなあ!やっとやな!」興奮気味に上ちゃんが答えた。
私達は「浜省バンド」のメンバーが決まってから必死に練習した。自分のバンド「雨音」より「浜省バンド」の練習の方が熱心だった。
「ミッドナイトブルートレイン」「いつわりの日々」
「路地裏の少年」「愛のかけひき」「ハイスクールロックンロール」「壁に向かって」以上6曲。
一応なんとか形になった。ツインボーカルの目処もたった。声の調子も大丈夫だ。
岡部さんが「上ちゃんと藤本君!ステージ組み立て手伝ってやあー」って言った。ステージはビールの空き箱をひたすら並べて6畳ほどの広さにして上からコンパネ板をおいて作る。30分ほどで立派なステージができた。
ビールの空き箱は赤藤さんの実家の酒屋さんからの借り物だった。よく思いついたものだ。これだけの
ビールの空き箱を揃えるのは普通は無理だと思う。
実際、赤藤も実家に迷惑かけながら大量にかき集めたらしい。
ステージの背面にはビニールハウスの様に壁を設置して飾り付けを女子学生が担当してくれた!
皆んなウキウキワクワクしてる!
ステージの設置が一段落してから私達3人(上ちゃんと白銀君と私)は時計台の方へ向かった!
こちらも鉄パイプを大量に組んで浜省のステージ作りが進んでいた!流石プロの作成だ。
重厚でガッチリとしている。夜が待ち遠しくドキドキ💗していた。
後、数時間後にあの浜田省吾のライブコンサートが
見れるとは奇跡だと思った!天気も問題なかった!
ステージも完成したようだ!まだリハーサルは始まってなかったが、出切ればリハーサルも見て置きたいと思ったが敢えて観なかった!本番の感動が薄れると
思ったから!上ちゃんと白銀君も同じ気持ちだった。
僕たち三人は上ちゃんの下宿に向い開演まで休むこととした。
続きは、その40をお楽しみに
おまけ





