東京都以外「GO TO キャンペーン」が始まり、連休にどこか行きたいとウズウズしていました。
基地祭りも中止で好きなアメリカン消防車も見られず、「消防車を見たい病」がまた発病してきたので、感染症予防対策をしっかりととって出かけてきました (2020年7月下旬)
早朝に車を飛ばし、横田基地へ向かいました。
6時過ぎ、いつもの消防署が見えるフェンス傍へ到着。すでに3台の車両が出ていました。朝の清掃のようです。生で見るとウキウキしてきます。
7時過ぎに隊員さんが交替し、朝の点検が始まりました。
でもこの日はすぐに終了してしまい、3台共すぐに車庫に入ってしまいました。 もう少し写真を撮るチャンスがあるかと思っていたのに 残念
前回見に来たときは、待っていたら動きがあったので、しばらく粘って待つことにしました。
そして、1時間位すると消防署前にタンクローリーがやってきて、中から隊員さんたちが出てきました。
見ていると、大型の消防車Crash-9が出てきました。そして、タンクローリーからホースを延ばしC9へ。燃料補給が始まりました。 チャンスとばかり急いで撮影
この車両は、P23 ARFF(Aircraft Rescue Fire Fighting)航空機用化学消防車。デトロイトディーゼル8V92TAターボチャージャー575馬力エンジンを搭載し6速ATで、最高速度は72mph(112㎞/h)。0から80㎞/hまで40秒で加速できる性能です。意外と駿足なんです。
放水距離は約75m。ポンプは2000GPM(7600L/m)、水槽は3000GAL(11400L)、泡剤500GAL(2000L)と500ポンド粉末消火剤を積載しています。
横田基地には以前、4台配備されていましたが今はCrash-6、9の2台のみ。
C9は燃料補給が終わり車庫へ戻ると、次はポンプ車のEngine-11が出てきて、燃料補給が始まりました。 このタンクローリーは、インターナショナル社製デュラスターのフューエルトラックで、航空機に給油する3軸のR-11よりは小さいモデルです。
この車両は、2011年に配備されたピアース社製コンテンダーシリーズの消防車で、建物/やぶ火災用ポンプ車Engine-11です。 ポンプは1250GPM(4750L毎分)、水槽は500GAL(2000L)、泡タンクは50GAL(200L)を積載しています。四輪駆動の建物/やぶ火災用ポンプ車は「P24ポンパー」と呼ばれ、米空軍消防ではタイプにより「P-00」と種類分けされています。
給油が終わるとシャッターが閉められ、楽しい時間もあっという間に終わってしまいました。
折角来たので、何か見られないかと思い、基地周辺を回ってみることにしました。
南側の滑走路近くへ来てみると、C130とUH1が飛行訓練をしていました。
基地内の友好祭では入れない場所に、珍しいアメリカントラックがあり写真を撮っていたら、「16」の番号がついた車両が目に入り、初めて見る消防車なので急いで撮影 新車のようです。ラッキー
周辺で色々なお店を見た後、朝訪れた消防署に来てみると、シャッターが1箇所だけ開いていて、ポンパーが見えました。
久しぶりの消防車見学に満足し、この日は引き上げました