山形 - 「さくらんぼ」はじめ果樹・野菜そして米の大産地を実感 | 山田としお オフィシャルブログ Powered by Ameba

山形 - 「さくらんぼ」はじめ果樹・野菜そして米の大産地を実感

 国会終了後、2日間かけて山形県を訪ねることができた。山形県は、JA全中に同期で入会した妻のけい子の里でもあるので、妻を同道した。

 2日間ずっと、山形県の農政連会長でもあり、同時に私の全国後援会の副会長である柴田会長にご同道いただいた。感謝です。

 

 JA山形おきたまは、私がJA全中の時の全青協の委員長だった若林さんが、木村組合長のもとで副組合長を務めておいでになる。畜産農家で、包容力のある人柄で、いい仕事をしていただけると思う。

また、当地が選挙区でJA青年部委員長の経験者である舩山県議さん、私の事務所の秘書を長い間務めてくれて、現在はJA全中のJA経営改革推進部に所属の島貫君、そして、私の大学時代のサークルの農村社会研究会の後輩であり、JA山形おきたまの地区内にある飯豊町の後藤幸平町長さんもいらっしゃる地域です。木村組合長さんに、しっかり激励をいただいた。

 

 JAさがえ西村山へは、月山・湯殿山のふもとを、最上川の流れに沿って高速道路をずーっと上り、そして下った。景観は素晴らしい。鮎のやな場もある。峠を越えて、村山平野へ来ると、丘陵地帯だが、圧倒的にサクランボの生産地帯だ。ハウスが一面に続き、ぶどうも、桃も、ラ・フランスも、りんごもある。山々の中腹まで木々を覆ったハウスが連なる。

 

 そして、寒河江市から山が幾多にも重なる月山と湯殿山のふもとを庄内平野に向かって走った。高くて長い橋脚の下は寒河江川だ。そして、鶴岡の朝日村へ着いた。山の中腹は、庄内柿だと言う。

 

 JA鶴岡、JA庄内たがわ、JAあまるめと来て、JA庄内みどりへ向かったが、水田の広大さは半端じゃない。妻の里も、この広大な水田の小さな森に囲まれた大海の小さな島のような集落だ。この大規模な水田をどう活かし、経営体づくりと生産力を確保していくか。その中心に、農業者とJAの協同活動があるという形をしっかりと作りあげなければならない。

 

 JA鶴岡も、先般の日本海沿岸の地震の農地被害は少なかったが、家々の瓦や壁に被害が出ているという。

 

 この日は新庄市で泊まり、JA新庄市の役員の皆さんとの意見交換の場で、

 ・法人経営だけが優位のやり方はおかしい

 ・もっと中身のある政策が必要だ

 ・スマート農業も対象になる人が限定的であるのはおかしい

 ・高齢者(定年の人)をしっかり活かすべき

 ・市町村、自治体は地方交付税に頼らざるを得ず、一次産業の振興よりも企業誘致に走っており、農業軽視の自治体の財政運営になっている

 等々の意見をいただいた。

 

翌日は、綺麗な白壁と黒の漆喰の壁の家々が街道に並ぶJA金山、JA新庄市、急速に野菜産地づくりに成長したJAおいしいもがみ(もがみ中央農協)、日本一の夏すいかの産地づくりを行ったJAみちのく村山、JAさくらんぼひがしね、JAてんどう、長澤全農会長が会長をしておいでのJAやまがた、山形市内の中心部にあるJA山形市を訪ねた。広域JAであるJAやまがたでは、「『農業の希望の星』山田としお」のプラカードを何本も作って迎えていただきました。ありがとうございます。