JA改革、簡単にはまとめられず | 山田としお オフィシャルブログ Powered by Ameba

JA改革、簡単にはまとめられず

【2週間で8日間、各2時間以上の激論】


 自民党の農協改革等法案検討PTは、週に連日4日、2週間で8日間、各2時間以上の活発な議論を重ねました。毎日、120から140人ほどの議員が出席しました。内容は、規制改革会議が昨年5月に出した意見に対して、与党が6月にとりまとめた、「農協・農業委員会等に関する改革の推進について」を具体化するための党内議論です。昨年末の選挙公約で、「議論を深め、着実に推進する」としていたことの具体化です。


 議論開始から8日目の1月30日に、連日の議論を踏まえた項目別の検討状況を農水省が提出し、それを議論しました。農水省が提出した資料は、JAの自己改革の実行を注視することとして法改正が不要なもの、現行法を見直して何らかの規定を盛り込むもの、法改正について政府部内で検討中のもの(ペンディングの「P」として整理)に分けています。当然、重要な議論があるものは「P」として整理しており、今後はこれらの扱いが大きな争点になります。どうも政府は、総理の施政方針演説を2月12日に行うので、それまでにまとめたいとしており、2日からの週が大きな山場になります。


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