私の12日間 | 山田としお オフィシャルブログ Powered by Ameba

私の12日間

 私は、この選挙期間中、18県を訪問しました。1県で1選挙区のみの場合もあれば、3~5の選挙区を回った場合もあります。1県1選挙区の場合は、個人演説会で応援演説を行いました。選挙事務所訪問のみで候補者にお会いできない場合もありましたが、その場合は当該選挙区のJAに対し、お願いの挨拶を行いました。


 事前に応援の依頼をいただいた場合が多かったのですが、当方から押しかけた場合もあります。それは、これまでの党内の活動で、交誼があった大事な議員であったり、今後の課題で、私の方からご支援を頂かなければならない先輩議員であったり、これから一緒に活動するなかで、応援を期待してのところもありました。これは、ひとえに、選挙後に生ずるJA改革等の取り組みに関わる問題です。


 ところで、今後の安倍内閣の政策推進において、JA改革等がどう扱われるのか。私にとって、これが最大の焦点です。今回の選挙の大勝で、成長戦略の具体化としてのJA改革が信認されたとし、選挙前に総理が発言していたように、「60年ぶりのJA改革に取り組む」「単なる看板の掛け替えに終わらせない」という発言を何が何でも強行するのか。それとも、党が総務会での激しい議論の末にまとめた「農協改革(中央会制度など)等については、本年6月に与党で取りまとめた『農協・農業委員会等に関する改革の推進について』に基づき、議論を深め、着実に推進します」という方向で進めるのか、どちらなのか、ということです。当然のことですが、総理の思いはともかく、与党の公約に基づき「議論を深める」ということで進められるべきです。


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