【東京の真ん中で街宣】 -西岡参議院議長の怒り-1/3 | 山田としお オフィシャルブログ Powered by Ameba

【東京の真ん中で街宣】 -西岡参議院議長の怒り-1/3

 東京有楽町で初めて、党の大型街宣車の上から街頭演説をしました。


 参議院政策審議会のメンバーで、ともかく菅総理が国会を延長しない、災害対策で必要な第2次補正予算も秋の国会に先延ばしする、という状況の中で、国民世論に訴えようというものです。私も政審副会長として役割を果たすべきかと決心して思い切って参加しました。


 有楽町の駅前にこんな広場ができたのかと初めて知りました。数年前まで小さな店がひしめいていたところを再開発したらしく、街宣にもってこいの場所です。ともかくここは度胸だと言い聞かせてマイクを握りました。広場は200~300人ほどの聴衆だったと思います。


 私は、二つのことを主張しました。


 一つは、神奈川の箱根の麓のお茶や岩手の岩手山の麓の牧草に規制値以上のセシウムが検出されました。原発から300kmも離れています。このままだとこれから収穫を迎える果実にも出かねません。政府は、爆発の程度や今も放射能が出ていることを隠しているのではないかと疑念がわきます。安全安心のため、検査を適切に行う、規制値以上のものは厳に出荷しない代わりに、きちんと補償するべきです。ところが、2カ月過ぎた今も全く補償がなされていません。国が仮払いを行う法律が必要です。そのためにも国会の延長は必要です。


 二つは、被災地でイチゴをクリスマスに出荷する、そのために準備するという若い農業青年の動きがあります。希望のあるうれしい取り組みです。しかし、それをやるには、壊滅したハウスや農業機械の借金を抱えたまま、新しい借金を積み上げることはできません。被災したものにかかわる借金は、どこかに一時棚上げする仕組みがなんとしても必要です。そのための法律が必要であり、国会の延長が必要です。

 

終わった後、丸川珠代議員、片山さつき議員、三原じゅん子議員には人だかりがして握手攻めでした。ツイッターやブログで検索件数抜群の山本一太政審会長もそうでしたし、世耕幹事長代理は著書にサインを求められていました。当然、東京の真ん中で私には全くなさそうなので、早々に帰ろうとしたところ、遠慮深そうに隅っこ
のほうから、山田さんと呼ぶ声が聞こえました。そして「いい話でしたよ」「農業頑張りましょう」「今度はTPPが都市の消費者にとっても問題であることを言ってください」と、5~6人が現れました。


 うれしかったね~。帰らなくてよかった。