【冒頭で、同年齢の菅総理に退陣を迫る】 -2度目のテレビ入り質疑-1/3 | 山田としお オフィシャルブログ Powered by Ameba

【冒頭で、同年齢の菅総理に退陣を迫る】 -2度目のテレビ入り質疑-1/3

 東日本大震災復興特別委員会の初日の14日にテレビ入りで質疑することになりました。テレビ入りは、昨年8月の予算委員会でのコメの過剰対策を質疑して以降、議員生活4年で2度目です。金曜日の朝に言われ、翌土曜日は、発災からちょうど3カ月目の6月11日ということもあり、自民党青年局が主催した福島応援のチャリティ販売
会で谷垣総裁と一緒に福島県産野菜を売り、翌12日の日曜日は、夕方に宮城県のJAみやぎ亘理を訪ね、組合長にお会いするとともに、クリスマスにイチゴを売り復興のモデルにしようと意気込んでいるJAのイチゴ部会の被災した青年達との意見交換会に出ることにしていました。準備の時間がないと焦りましたが、ここは度胸をきめ
て、宮城には朝から行って、JA仙台を訪ね組合長と専務から復旧の進捗状況や、被災組合員のアンケート調査等の内容を聞かせてもらい質疑に盛り込むこととしました。

 また、一番大事な質疑の冒頭をどういう形にするかも悩みましたが、やはり菅総理の変節を取り上げないわけにいきません。菅総理は、野党が提出した不信任決議案の議決を控えた本会議直前の民主党の代議士会で「一定のメド」がつけば退任すると言明し、一転して鳩山前総理が、そういうことであるならば民主党を分裂させかね
ない不信任決議への賛成は降ろすと述べ、不信任決議は葬り去られました。ところが否決されるやいなや、今度は菅総理が退任の言明を一転させ、ガレキの処理や仮設住宅の入居、原発の収束、第2次補正予算の編成をはかりたいと居座りを決めてしまい、鳩山さんが、「ペテン師」と叫んでも手遅れで、閣僚からも6月中に退任だと言われても、菅総理はどこ吹く風と「あれもやろう、これもやろう」と、国会の長期延長も打ち出してきました。

 この嘘は許せません。この国難にリーダーシップが取れていない菅総理には引導を渡さなければなりません。そこで、自分と同年齢の菅総理が市民運動家として出発し、総理にまで登りつめた努力を評価しながらも、これ以上、総理として居続けることはこの国をますます混乱させる、ここは内閣を一新させ、党・国会議員・官僚・関係団体が一体となって困難を克服しなければならないと申し上げることとしました。とりわけ、私にとってどうしても許せないのは、TPPを突然言い出したことであり、民主党の食と農の再生プロジェクトの責任者もやりながら、変節してしまったことは許せないことをしっかり言うこととしました。