韓国よ、いい加減にせい | 田母神俊雄オフィシャルブログ「志は高く、熱く燃える」Powered by Ameba

韓国よ、いい加減にせい

韓国の朴大統領の反日発言には腹が立つ日本国民が多いと思う。11月4日にイギリスBBCのインタビューで、「日本の一部指導者は謝罪する気もなく、元慰安婦を侮辱し続けている。安倍総理とは会談しない方がましだ」と発言したそうだ。これほど我が国を侮辱した発言があるだろうか。侮辱しているのは一体どちらだと言いたい。それも事実誤認の、あるいはウソ、捏造の慰安婦強制連行の話を持ち出して徹底的に日本を貶めようとしている。


朴大統領はまた、今年5月アメリカに行って、オバマ大統領との会談でも「歴史に目をつぶる者は未来を見ることが出来ない」と発言した。更に彼女は、中国、EUなどとの首脳会談の場など、事あるごとに慰安婦問題を持ち出して、日本非難を繰り返している。ここまでくると常軌を逸していると言っていい。彼女の大統領としての最大の任務は日韓関係をぶち壊すことなのか。


韓国はまた、慰安婦の碑をアメリカ各地に建設し、あたかも日本が慰安婦の強制連行をしたかのごとく世界中にデマの宣伝を行っている。更に三菱重工や新日鉄は、戦時中の韓国人徴用工から賠償せよと訴えられて、韓国の裁判所から賠償を命じる判決を言い渡された。1965年の日韓基本条約で戦時中のことは全て終わっているはずなのに、今頃こんな話が出てくる。韓国は法治国家ではないのか。しかも条約締結当時、日本は8億ドルもの多額の賠償金を払って韓国の支援をしたのである。


韓国よ、いい加減にせいと言いたい。


さて我が国はどう対応すればよいのか。安倍総理は靖国参拝も止め、河野談話、村山談話の見直しも行わないなど、極めて抑制的な対応をして、日韓関係の改善に努力している。しかし、これまでの朴大統領の行動を見れば、それらは全く功を奏していないと言っていいであろう。はっきり言って日本的な誠意が通じない国が韓国なのである。韓国に対しては大人の対応や冷静な対応は止めて、子供の対応をしなければ駄目だ。「目には目を、歯には歯を」の対応こそが日韓関係を改善していくであろう。


具体的には、我が国は韓国に対し圧倒的に強い経済力を使って韓国の締め上げに掛かるのがいいのではないか。韓国は輸出で成り立っている国である。GDPに占める輸出の割合は50%に近い。輸出が上手く行かなければ韓国経済は成り立たない。そして韓国の輸出経済を支えているのが、日本から韓国に輸出される工作機械、計測機械、工業用の原料である金属や油なのである。韓国はこれらの大半を日本に依存しており、日本との貿易なしには韓国経済は成り立たない構造である。東日本大震災が起きて、岩手、宮城、福島などの工場閉鎖が続いたとき、韓国は日本に、早期の工場再開を求めてきたのである。

これに対して我が国は、GDPに占める輸出の割合は10%台である。我が国のGDPに占める輸出依存度はアメリカ、ブラジルに次いで世界で3番目に低い。しかも自動車、テレビ、冷蔵庫など最終消費財の輸出がほとんどである韓国に比べて、我が国の輸出は、80%以上が、これら最終消費財を作るための工作機械、金型、シリコンウェハーなどの資本財である。これが日本経済の圧倒的な強さである。経済評論家の三橋貴明氏によれば、韓国が吹っ飛んでも日本はびくともしないが、日本が吹っ飛べば韓国も同時に吹っ飛ぶそうだ。竹島問題で、日本製品の不買運動が韓国で起きたそうであるが、身の程知らずにもほどがある。

日本は韓国に舐められている。何を言っても日本は反撃してこないと思われている。何十年も反撃をしなかった日本であるが、この辺で反撃をしておかないと日韓関係は修復不能なほどに壊れてしまうかもしれない。将来の良好な日韓関係のためにも、日本はこの辺で反撃に出たほうがいいと思う。怒れ、安倍総理。頑張れ日本。