FS-01で三宅島ライド(3日目) | 自転車乗るなら土の上

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BMCサポートライダー 國井敏夫
2012シーズンから本格的にレース活動を開始
MTB→FS01 29とTE01 29
CX→CX-01とGF-02Disc
ROAD→SLR01

4:30起床。5時出発。朝食前に前日走ったフラットダートをひとりで攻める。サントモの近くの登り口から環状林道まで3.5kmのヒルクライム。七島の登りより勾配が緩くてラク。夜中にザッと雨が降ったらしいけど全く気づかず、路面を見て理解する。でも火山性の礫だから水はけが良く、前日と同じコンディション。環状林道に入り、ブラインドコーナーだけは気をつけながら全力で10分ほど。いやあ、気持ちよかった。

気が付けば島を半周して東側。
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せっかくのフラットダートだから環状林道の来た道を戻る。今回の旅はずーっと雲の中に隠れていた雄山がいよいよ顔を見せてくれた。
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あの峰の向こうには巨大な火口があると思うと、ちょっとビビる。およそ20年周期で噴火を繰り返している三宅島。前回の大規模な噴火は2000年。この島に住む方々の苦悩は、われわれ一旅行者には到底計り知れないこと。できることといえば、こうして島を訪れて、島の様子をお伝えすることだけ。

さっき登ってきた分岐点まで戻ってきて、ちょっと物足りなかったから七島展望台まで行くことに。2kmほどだけど登り基調なので全力で踏みながら。うん、脚の感覚は近年でいちばん良いかも。体重も最高だけど笑
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御蔵島がまるで宙に浮いているような不思議な光景。ひとりだと、その神秘的な眺めに吸い込まれてしまいそう。

みんなでお腹いっぱい朝食を食べて、今回の旅のメイン?イベントに向かう。
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みんなでっかいリュックを背負って、クライミングジムへ。

レクチャーしてくれるのはもちろんT代さん。
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当然だけどめっちゃ上手い。自分は10年以上前に何度かトライしたことあったけど、ほぼ初めて。みんなにいろいろ教わりながら、ボルダリングやオートビレイに挑戦。
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近年は自転車に乗ってばっかりだったけど、新しいことにトライするって、新鮮で楽しい。身体の使い方の意識も変わったし、すごく良い経験だった。T代さんありがとうございましたm(_ _)m
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出港の2時間前、乗船する港が決まったところでバイクで移動。ランチはハンバーグが有名なサンライズへ。
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素朴ですごく美味しかった。ボリュームがすごいけど。そして何気にデザートのアイスクリームが絶品だった。

爆風が吹き荒ぶ中、T代さんとサントモのみなさんに見送られながら無事に出港。
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短い間だったけど、心から楽しんだ3日間だった。みんなホントにありがとうございました。また合宿しに行きたいな。行くでしょ。

今回の旅で気づいたことがある。自分は旅が好きで、自転車が好きで、レースが好き。のんびり旅をしながらゆったりと景色を眺めるのもいいんだけど、ゼーハーして追い込みながら、あるいはバトルしながらペダルを漕いで、ふと顔を上げた時に目の前に広がる雄大な景色を見るのがいちばん好きなんだなということ。バイク1台にザック1つで、世界中を旅しながらレースできたら。。。なーんて思い描いてみたりして。20歳若かったら、やってたな、きっと。

さあ、明日も仕事だ!