宿に朝食をお願いしているけど、それは7時。到着は5時。到着した錆ケ浜港から宿まではほど近いので、とりあえず宿に荷物を置いて、あちこち散策。
サントモから時計回りに走り出すといきなり5分ほどの登り、からの延々と続くアップダウン。平地はほとんどなく、常に変速レバーに指をかけているようなコース。まずはコースを覚えながらなので、追い込むことなく、ケイデンス高めで淡々と。三宅支庁のあたりから雲行きが怪しくなり、あっという間に本降り。阿古のあたりは晴れてたのに。。。とはいえ冷たくない雨は火照った身体に心地よく、むしろ快適。東海岸に出ても雨は止まず、ほとんど景色が見えないまま三池を過ぎて坪田まで。すると再び雨は止み路面はドライ。直径8kmほどの小さな島なのに、これほど天気が変わるとは驚き。島の西側1/3は晴れ、残り2/3は雨。こんな日もあるさ。
2周目と3周目は全力走。1周目が1時間ちょいだったので目標タイムは2時間切り。回り方を反時計回りに変更してスタート。カミュには最後まで残ってもらうためにも自分が全引き。三池あたりまではずっと向かい風で苦しいけど、何とか粘る。天気は相変わらずで東側は雨だけど、もう気にならない。2時間の中でいかに効率よく前に進んでいくかだけを考えながらペダルに力を入れる。
1周目を終えて59分。とりあえず1時間を切ってホッとする。けっこう厳しい戦い。登りではカミュがかなり苦しそう。もう少しの辛抱!と声をかけるも、阿古から七島展望台の登り口までの急坂で一度は千切れてしまう。一旦待って再スタート。ここからしばらくは下り基調だけど、大路池のアップダウンがけっこう厳しい。カミュは苦しそうな声を上げながらも何とか粘った。素晴らしい。坪田から空港を横目に三七山までは平坦基調。自分はとにかくイーブンペースの上限を保ち、カミュは後ろで耐え続けている。ここからの三七山の登りは勾配はゆるいものの、パワーが要求される。トルクに頼らず、回転を高めに保ってパワーをキープ。ここからいよいよ後半。
平地では36×11だと回り切ってしまうけど、適度にアップダウンが繰り返されるからあまり問題にはならない。むしろ滑らかでリズム感のあるシフトワークが要求され、力任せでは速く走れない難しさがある。特に少人数で長時間の走行ではその技術が必要になるので、トレーニングするのにうってつけなコースだと思う。
三宅支庁のあたりからじわじわと登りが続き、カミュもかなり苦しそうな気配。自分も両脚がピクピクしてきているので、追い込めている証拠。カミュには悪いけど、残り15分、最後の追い込みをさせてもらう。三宅警察署の前の登りでペースアップ。ここから最後の伊ヶ谷の登りまで全力で追い込み、頂上でオールアウト、下りで脚が止まってしまうものの、最後の登り返しまでに少し回復して最後のモガキ。2周目は56分。トータルで1時間55分。満足。
3回登った峠を再び越えて、伊豆岬の近くにあるギャラリーカフェ「カノン」へ。ここでランチするのが楽しみだった。
温泉入ってビール飲んでバイクのメンテ。