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山崎利雄のブログ

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Quincy Jones

The Secret Garden

1990


I'LL Be Good To You

1989


★昨日2枚、クインシーのマキシシングルを購入しまして、僕なんかはアルバム至上主義者だから普通はこの手のものは収集対象ではないのですが、クインシーのことだから何かあるだろう?と思い聴いてみた。


まず、あれっ?ときたのが、12インチシングルなんだから33回転でなく45回転で溝を彫ればイイのに33回転なんですよー

通常ならば、45回転は1分間にレコードが45回まわるから33回転より録音面積が広く取れる、余裕がある溝を彫れるから物理的に音がイイのです。

その代わりに、45回転だと12インチのLPサイズでもせいぜい片面2曲収録が限界なんです。



昨日、購入したクインシーのマキシシングルは

A面B面に同じ曲を6曲ぶっ込んでるんです笑


普通は同じ曲を6回連続聴いたら飽きますが、さすがはクインシーで、同じオケでも1曲目はジェームズ・イングラムに歌わせて、2曲目はバリー・ホワイトが歌い

SAX入れJAZZバージョンだとか

喘ぎをいれて、エロバージョンだとか


で、12インチシングルなのに

元々は同じ曲6曲に差異を施して


AB面で通常のLPと同じくらい収録時間があるんですよ‼︎


謎が解けたわ


クインシーの楽曲は最初から最高の音質だから、わざわざ45回転にして更に音質向上する必要は無しと判断(デジタル録音だし)


それより、33回転に落として、収録時間を優先したんだよねー


1950年代からLPをリリースしているクインシーだから1980年代後半からCDに取って代わって収録時間が70分前後の作品をリリースするも

やはし、CDからお気に入り曲取り出して、40分前後のレコードを作りたかったのかなと

クインシーマニアの僕は想像するわけです笑






George  Clinton

Why Should I Dog Out

1989


★恐らくジョージ・クリントンも収録時間を優先して33回転にして同じ曲バージョン違いで4曲

30分前後収録してる


マキシシングルってもあなどれませんね

収録時間はほぼLPですよ〜



Branford Marsalis

Father&Son

1987



★上3枚がLPみたいな12インチシングルだったから、片面一曲づつで45回転のはないんかい‼︎

と手持ち探したらありました。

ウィントンの兄貴、ブランフォードとその父親のエリス・マルサリスの共演盤


ロングバージョンで音も最高、12インチシングルの鑑ですね


TV CMの音源




Miles Davis

Time After Time

1985


★こちらも12インチシングルの鑑

タイム・アフター・タイムのEXTENDEDバージョン

エクステンデッドなんて横文字だと大層なバージョンのような気がしますが、単に、少し、尺を伸ばしただけです笑


2曲で45回転、シンプルでよろし‼︎





The Street Sliders

Angel Duster

1986


★こちらは、アルバムバージョンと違い

ちゃんと12インチ用にMIXしてます。

スライダーズは丁寧な仕事してますね。



THE THE

Heartland

1986


★これも、イイ曲はイイ音で聴けの45回転

マット・ジョンソンはかなり辛辣に歌詞でアメリカ批判していて、イギリスは51番目の州じゃねーぞと言ってますが、考え方は同等というか大英帝国的?


12インチシングル音源は無かったス




1980


★もしや

日本初の12インチシングル?

ナベサダさんとまさおくさかりさん

資生堂のプロモーション12インチシングル

45回転

ナイスショット!




なんか、花火と12インチシングルは似てるなぁ

パッと咲いて、パッと散って

火薬の匂いが風に乗って鼻腔をつきました。