10年ほど前

自転車を走行中に交通事故に遭い

救急車で搬送された経験があります(^-^;

 

はっきりとわからないのですが

おそらく自転車の真横に

車が突っ込んだのではないでしょうか

 

一旦停止して細い道から大通りを横切って

走行していた車ですから

スピードは多分20~30キロほどしか

出てはいなかったとは推測しています

 

それでも

弾き飛ばした車体の固い金属の強い圧と

落下して叩きつけられたアスファルトの

ざらりと固い圧を体中が受けた衝撃は

ものすごいものでした(@_@。

 

すぐに誰かに「大丈夫ですか?」と

声をかけられたのですが

今まで経験したことのない強い痛みに

少しも体を動かすこともできず(◎_◎;)

 

そんな自分の体が一体どうなっちゃたのか

状況を確かめるのにひどい恐怖を覚え

目を開けず、唸り声しか出せずにいて

呼びかけにまともに答えられませんでした⊂⌒~⊃。Д。)⊃

 

そんな混乱した頭でも

ダンナのことが気がかりとなり

なんとかダンナに連絡をつけようと

携帯を取り出してほしいと

駆けつけてくださった方にお願いしました

 

というのも

当時は訪問ヘルパーさんに

ダンナのケアをお願いして外出していたので

わたしが時間までに帰れなかった場合

引き続きダンナのお世話をお願いしたい

その一心だったのです

 

ところが

携帯を手渡されてダンナに電話をし

自分が事故に遭ったということを

伝えたところで気が遠のき

肝心のことを伝えるに至らずに気絶チーン

 

全く覚えていないのですが……

 

ダンナの話によると

この事故の報告電話のち気絶を

5~6度ほど繰り返したそうで

ダンナ、事態が全くつかめず

ドキドキ・ハラハラしたそうなのです

 

救急車の中に運ばれても救急車

意識は戻ったり遠のいたりで

しばらくの間、救急隊や警察の質問にパトカー

まともに応えられなかったようでした

 

運ばれた病院で診察の結果

左の鎖骨骨折と全身打撲

入院はなく、そのまま帰宅して

定期的に診察という診断結果となりました病院

 

しかし

帰宅許可されても

特に地面にたたきつけられた

左半身側の痛みがすざましく自立歩行は困難あせる

 

本来は家族がかけつけ、医師の説明を受け

付き添われて帰宅が原則ですが

 

わが家の場合は重度の障がい者である

ダンナに迎えに来てもらい

サポートを受けるというわけにはいかず

 

無理を承知でヘルパーさんに

わたしの保険証を持参して迎えに来てもらいました

 

「しばらくすんごく痛いよ」と

お医者さんには脅され(?)ましたが……

 

なるほどその予言通りで

ベッドに横になっても縦になっても

息をするのでさえも

痛みは強く眠れず

鎮痛剤もあまり効果はありませんでしたゲッソリ

 

当時のダンナは

介護ベッドから起き上がり

横づけした車いすに移乗するとき

杖を使ってならひとりで立ち上がり

数歩程度歩行ができたので

杖を持っていたのですが

 

あの時のわたしも

一時的な障がい者みたいな状況で

杖があればなんとか立てて歩行ができました

 

ということで

わたしの痛み指数が

歩行可能レベルになるまでの数日の間

「わたしが先ビックリマーク」「いや、オレが先!!」と

ふたりで杖を奪い合っていたという

今となっては笑い話としてウケている

エピソードがあります

 

ダンナの重度障がいも交通事故によるもの

わたしの今回のけがも交通事故によるもの

 

ふたり

マネしたくないシチュエーションを

時間差で体験しているってことが多くて

こういうのも「一心同体」とかの言葉の範疇に

含んでもいいのでしょうかね?ニヒヒ

 

……と

こんなとぼけたこと言ってはいますが

 

今でも、もしわたしが障がい者になっていたら

きっと今のような生活は望めず

ふたりで介護のお世話を受けなければ

生きていけなくなっていたと考えることはあるのです……

 

そして

改めて自分の肩にかかっている責任の重さを

感じずにはいられません

 

相手の、そして自分の一生を

一瞬で変えてしまうかもしれない交通事故

 

現にダンナは

いまだに痛みに苦しんでいます

一生痛みから解放されることはないのでしょう

 

そして老化も加わり

身体機能は受傷した当初よりも落ちて

障がいの程度は重くなっています

 

受傷したことの苦痛と不自由が

生きていくのにさらなる重しとして

のしかかっているのです

 

わたしも運転する身でもあります

不幸を作らないよう

運転には十分に注意しなくちゃと

車に乗るたびに強く思っています

 

そして

すこしでも気持ちは明るい方へ向かいたい

 

それが

わたしたちシニア夫婦の思うところです

 

 

気を取り直してお花の写真です

 

 

 

 

 

 

わたしの長いブログに最後までお付き合いくださり、ありがとうございますニコニコ