米節 | 花は半開 酒は微酔い

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山口県で敷居の低い津軽三味線教室《俊之実会》の会主やってます。いろんなことを徒然と綴ってます。ご入会、体験などご希望の方はプロフィールページをご覧下さい♪

宮城県の『米節』


とてもシンプルで、好きやなぁと思う民謡のひとつです。




 米節


米という字を 分析すればよ

八十八度の 手がかかる

お米一粒 粗末にならぬ

米は我等の 親じゃもの


米のある木で作りし 草鞋よ

踏めば小判のあとがつく

金のなる木が ないとはうそよ

辛抱する木に 金が成る


今年豊作 祈りをこめてよ

鳴らす太鼓に 気がはずむ

唄え踊れや 大黒恵比寿

めぐる盃 花が咲く


千代に八千代に 変わらぬものはよ

尾上 高砂 曽根の松

わしとあなたは 双葉の松よ

色も変わらず 末永く


(作詞 藤田まさと)