あの人がうらやましい。
——嫉妬は、まだ見ぬ私の可能性——
あの人を見るたびに、
心の奥がモヤッとする。
いつも綺麗で、幸せそうで、
家族も仲が良さそう。
好きなことをして、
自分を大切にしているのがわかる。
その人の写真を見たり、
話を聞いたりするたびに、
胸の中に小さく、ざわっとする。
もしかしたら、それは
——嫉妬なのかもしれない。
嫉妬するなんて恥ずかしい。
そんな自分を認めたくなくて、
「別に羨ましくなんてない」と
心の中で言い訳をしてきた。
でも、正直に言う。
あの人がうらやましかった。
「いいなぁ……」とつぶやくたび、
「私には何もない」と思ってしまう。
私はあの人みたいに可愛くもないし、
生活も普通だし、平凡な人生だし、
イライラばかりする自分が嫌になる。
最初は好きだったのに、
だんだんと苦手になる。
でも、本当は
あの人が嫌いなんじゃない。
あの人を通して出てくる、
私の嫉妬や劣等感が苦しいのだ。
思い返せば、
子どもの頃からそうだった。
兄弟や友達と比べられて、
「自分は欠けている」と感じていた。
できない自分が恥ずかしくて、
悔しくて、悲しくて、
でもその気持ちを
どうしていいかわからなかった。
大人になっても同じ。
SNSで誰かの幸せそうな投稿を見るたび
心の中でため息が出る。
そのたびに、
自分の小ささを感じていた。
でもある時、気づいた。
嫉妬って、「いいなぁ」と感じる時点で、
もうその世界に“共鳴”している。
私の中の、
まだ磨かれていない部分、
まだ眠っている才能が
“反応している”
嫉妬は、悪者じゃない。
「私もそうなりたい」
「私もそこに行きたい」
そう教えてくれるサイン。
嫉妬を抑えこむと、恨みに変わる。
でも、受け止めると、
行動力に変わっていく。
だから、無視しないで。
嫉妬の奥には、
「本当の願い」が隠れているから。
もし今、嫉妬で苦しいなら、
それは心が少し、栄養不足なだけ。
人と比べる前に、
まず自分を休ませてあげよう。
コーヒー一杯飲む時間を
自分に許してあげて。
人を羨むのは
まだ夢を持っている証拠。
嫉妬は、
「もう一度、私を生きたい」
という心の叫び。
誰かを羨んだその瞬間こそ、
新しい自分に出会う合図だから。
だから、嫉妬を嫌わないで。
あなたの未来にきっと繋がるから。
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