子供が優先、ママは後回し | 丸真紀 ママと子供の心が繋がるチャイルドセラピー

丸真紀 ママと子供の心が繋がるチャイルドセラピー

ママと子供が心で繋がれるセラピーやカウンセリングをしています。感情の整え方、子供への寄り添い方など発信しています。

「お母さん」になってから
とにかく子供のことが一番優先

自分のことはいつも後回し
コーヒー一杯ゆっくり飲む暇もない

オシャレをしたり
新しい服を買うことに罪悪感があり

お母さんなのだから
自分にお金を使うんじゃなくて
もっと子供のことを考えなきゃ、と思ったり

やりたい事があっても
子供を預けるのが可哀想で一歩踏み出せない

学びたい事があっても
自分のために時間を使うのって申し訳ない

そうやって、なんでも子供を優先して
子育てを頑張ることで幸せなはずなのに

小さな事でイライラし
子供や夫にあたる自分が嫌になる

まわりのキラキラするお母さん達を見ると
胸がざわつく
私だけ我慢しているようにも思える

でも、私はお母さんになのだから
自分より子供を優先するのは当たり前
やりたい事ができなくても仕方ない

でも、苦しいなぁ
私は、本当はどうしたいのだろう
どうしたら子供と楽しく過ごせるのだろう

********

「お母さん」になると、喜びと同時に
今まで体験したことのない迷いや悩みも出てきますよね

自分の感情をコントロールできなくなることもあります
知らなかった自分の一面に気づく方も多いでしょう

そんな時、よく聞くのが
「自分をゆるしてあげましょう」という言葉

具体的に何をどうすることなのでしょう?

ありのままでいい。
そのままの自分でいい。
ダメなお母さんでいい。

と自分に言葉をかけることで
表面上は癒すことができますが

また、モヤモヤ悩んで
夫や子供に八つ当たりする自分が嫌になる
そんなことの繰り返しではありませんか?

私たちの心の中は
表向きの心(表層心理)が1割
その下の心(深層心理)が9割 

実権を握っているのは
普段感じることのない9割の深層心理です

「自分をゆるす」と頭で思うことで
1割の表層心理は癒されても

残りの9割の深層心理は
まだまだ罪悪感やごうまんさで一杯ですから

「自分をゆるしたはずなのに、なぜ楽にならないのだろう?」
とそのギャップに苦しみ自分を責め始めます
(私はそうでした)

そもそも、私達は深層心理を知りません
そして、子育てをしているとこの深層心理が種となりイライラや悩みを引き起こします

ですから、
お母さんが自分の深層心理「心のしくみ」を知っておくことで
無駄に罪悪感を感じたり
小さなことでイライラしたり
他のママと自分を比べて落ち込んだりすることが減っていくのです

心のしくみを知ることで
必要以上に子供を優先して疲れたり
子供中心の生活になり過ぎて振り回されることから解放され

自分の時間を大切にしたり
やりたい事にも挑戦できるようになりますよ


(あと半分です、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです)

子供を優先するあまり、疲れてしまうお母さんも多いですよね

これは「心のしくみ」で考えると
親の愛=なんでも許すこと、という思い込みがあるためです

ありのままの姿を認めることが愛。
何でも「いいよ」と言ってあげることが愛。
と思っていると、子供を優先し過ぎるようになります

もちろん子供の存在そのものが素晴らしいのですが
子供を「自立」させることが親の愛であり、
社会のルールを教えるのが親の役割であり、
時には叱ることも必要なのです

あなたのお子さんが成長した時に
精神的に自立した大人の心があるから
社会の中でまわりの人達と共に生きていくことができるのです

ですが
何でも許す=愛、という勘違いから

叱ることは、ありのままの姿を否定することになるのではないか?

ダメ。という言葉で、この子の可能性を潰してしまうのではないか?

という不安から子供を叱れないお母さんも多いのです
(私はそうでした)

この時に、私たちは
子供の気持ちを尊重してあげたいから。
子供の個性を伸ばしてあげたいから。

と美しい言い訳をしますが、本当は

自分自身が幼い頃に親から叱られたことや
ダメ!と言われたことをうらむ気持ちが
深層心理に深く残っているからなんですね

お母さん、と呼んだ時に来てくれなかった。
一緒に遊んでくれなかった。
危ないからダメ!と言われた。
時間に遅れると注意をされた。

叱られる=否定される、と思い込んでいると
自分の子供を叱ることができず
優先しすぎて疲れてしまうのです


「お母さん」と呼ばれれば、
ご飯の支度の手を止めて子供の声に耳を傾けるのが良いお母さん。

疲れていても自分は後回しで子供に全力を注ぐのが素敵なお母さん。

そうやって、完璧なお母さんになろうとすればするほど、苦しくなりませんか?

そんなに頑張らなくても
日々の生活をしていることが愛なのです

あなたがご飯を用意し、家事をして
子供が安心して暮らせる環境をつくっていることが愛なんですよ

あなたも子供の頃、親や家族からそうやって愛をもらってきました
そこを感じることができると、親へのうらみが溶け、子育ても楽になっていきますよ


あなたのお母さんは、
気力と体力と時間を使い、全力であなたの世話をし命をつないでくれました

もし、あなたが親をうらんでいたとしても
自分を責めないでくださいね

そうすることしかできない時もあります
私は長年、そうやって親から遠ざかってきました

でも、今のあなたがいるのは
間違いなく親の愛があったからです

それを知ると、見える世界が変わり
自分の望む人生をつくることにエネルギーを注いでいけるようになりますよ

子供と向き合っていくには、自分の心のしくみを知っておくと本当に楽になりますよ(^^)

最後まで読んでくださりありがとうございます。



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全身小顔トレーナー 丸 真紀

(左は以前の私です)


愛知県尾張旭市出身
職歴はホテル、キャビンアテンダント
現在は、癒しの小顔マッサージサロン