「ママ、怒らないで」と子供に言われて子育てに自信をなくしていませんか? | 丸真紀 ママと子供の心が繋がるチャイルドセラピー

丸真紀 ママと子供の心が繋がるチャイルドセラピー

ママと子供が心で繋がれるセラピーやカウンセリングをしています。感情の整え方、子供への寄り添い方など発信しています。

こんにちは、まきです



年明けで仕事が始まりもう水曜日ですね

年末年始でダラっとしていたので、朝なかなか起きられない方も多いのではないかと思います

でも子供はいつも通りお腹を空かせて起きてきます




「実家ではのんびりできたのに。」

じぃじが子供と遊んでくれて、ばぁばがご飯を作ってくれる。
従兄弟もいたし誰かが子供を見てくれて本当に助かった。


初詣に出掛けてもいつもみたいに
「こら!待ちなさい!走らない!静かにしなさい!」
と私ひとりでイライラしなくても他の大人が注意してくれる。

自分も外出を楽しむことができたのなんて久しぶり。


寝る前に子供に優しく本を読んであげることができた。
いつの間にこんなに字が読めるようになったのだろう。
おしゃべりも上手になったし、人の気持ちもわかるようになった。

この子の成長を感じたのはいつぶりだろう。
そう、本当はいつもこんなふうに子供と笑って過ごしたかった。
穏やかに子供と向き合っていきたかった。
だからこんな目標も立てた。


「今年は怒らないママになる!」
「今年は優しいママになる!」


いつも三日坊主だけど、今年こそは気持ちに余裕を持って子育てをしよう。




と自分に誓ったはずだったのに帰りの飛行機でもうイライラ

荷物は多いし、機内でジュースはこぼすし、騒ぐし、ぜんぜん寝ない

隣で旦那はコーヒー頼んで本読んでる
気の利かない態度を見てると腹が立って新年早々から夫婦喧嘩


仕事から帰ってきてご飯の準備をしている間、子供はひとりぼっち
「ママー遊ぼー!」と声をかけられても一言「後でね」

ご飯が終わったら急いでお風呂
その間に保育園で汚した服とシーツを洗濯
年賀状も書かなきゃ
明日はお弁当だったわ
あー今日もやることいっぱい



心に余裕?
そんなもの持てる気がしない




こんなふうに。
お母さん一人に負担がかかっていませんか?

仕事、家事、掃除って日々やることに追われてそれをこなすことで精一杯

でも実際は、ルンバもあるしクリーニングの配達もあるし、スイッチ一つでご飯も炊ける
昔のお母さんに比べたら家事なんてものすごく楽になっているはずです

ですが、なんでこんなに大変!って思うのでしょう。

その一つは、人がいないんです。



頼れる人がいない。


じぃじも無ェ、ばぁばも無ェ、パパもそれほど帰って来ねェ!なんです


自分たち以外の家族がそばにいない家庭も多くなってきて
お母さんと子供だけで過ごす時間がどんどん増えてきています

テレビもラジオも車も、何でもある便利な時代になりましたが
いつもあなたのすぐそばで一緒に子供を見てくれる人がいますか?


だれかに手伝ってと言えますか?


一人で全部抱えていませんか?




お母さんがしんどいなら子供はもっとしんどいはずです

お母さんが怒っていたら逃げ場がありません
家事や掃除をしている間、お母さんがイライラしている時も子供は一人で耐えて待っています
お母さんが大好きだから子供は我慢するんです


お母さんが笑って過ごすことって、家族みんなにとって大切なことなんです




実家が遠い、パパが遅い、自分以外に頼れる人がいない、人それぞれ環境は違います

今の状況に足りないものを不満に思ってもしょうがないのです
それをどうやってカバーしていくか考えるしかないんです

自分の環境を愚痴っても、まわりを羨んでも、何も変わらないですよね

ここからどうするか?考え方次第です




ご飯は絶対手作りしなきゃ。

20時までには絶対寝かさなきゃ。

テレビは絶対に見せないようにしなきゃ。

女性が家事も子育ても完璧にしなきゃ。



◯◯しなきゃという考えがあなたを追い詰めていませんか?

それを守れない時だってあっても良いと思います


あなたを追い詰めているものはなんでしょう?
あなたを苦しめている頑固な考え方や、まわりの常識から自分を解放してあげることで気持ちが楽になっていきます


でも、自分が楽になることってちょっと気が引けませんか?

決してなまけているわけでもないし、さぼっていることでもありませんが

真面目に。頑張る。一生懸命。
こういうことだけが良いことのように思われます

でも、頑張り過ぎたらパンクします



自分の気持ちが楽になるように、手抜きをすることを頑張ること

どうやったら自分がいつも笑っていられるか?をまず考えてみても良いと思います