清武の乱~そもそもの本質とは~ | 大田よ大志を抱き突き進め

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みなさんご存じの通り

清武の乱

=巨人軍球団代表の清武英利が同会長の渡辺恒雄の人事内示に異論を唱え内部告発をしたというもの。

具体的内容は岡崎郁ヘッドコーチ留任案を覆され、江川卓氏を招聘するということに対してのコンプライアンス違反と糾弾し内部告発したもの。



清武の会見直後、桃井恒和代表取締役オーナー・社長が会見をし

清武こそ、とんでもないコンプライアンス違反と糾弾し、清武の意見と真っ向からの反対意見を述べ、

翌日渡辺恒雄会長も抗議文を発表し

翌日原辰徳監督も渡辺恒雄会長の意見に同調と

清武は四面楚歌となった



世論はもちろん、清武の味方。

よく言った!

ナベツネ消えろ!

私物化許さない!


などなどと言い、渡辺恒雄会長を非難するものばかり。


まあそうだろう。

世の中にはアンチ巨人、特に反ナベツネという風潮がある。

だから今回の一連の騒動で、その一派が

今こそナベツネを追い出せと言わんばかり。






しかしそもそもの本質論とは何なのか?


トップダウンとか鶴の一声とかワンマン経営ではないのだ。


本質論は

「巨人軍はどうあるべきか?」

「巨人軍を強くするためには?」

である。


今シーズンの巨人の戦いを見て

はがゆい、悔しい思いをしたファンが多いはず。


そして今年のコーチ陣の刷新を求めるファンは多いはず。

真の巨人ファンならば

あのコーチ陣で来年優勝できるはず無いから刷新すべきと思うはず。

仲良しチームじゃ結果が出ないんだと


そして岡崎留任に納得する人も少ないはず。

ましてや村田、斎藤などもそうだ。


そんな中飛び込んできた江川卓氏の入閣案。

若干どころじゃなく、大なたを振るってのてこ入れをしなきゃいけない。

じゃないと巨人がダメになる。

それが渡辺恒雄会長の考えであったと思う。

つまり危機感なんだ。


やりかたはどうであれこの案に反対する人は

真剣に巨人のことを考え、愛しているとは言えないと思う。



その危機感を清武は持てなかった。

その危機感を渡辺恒雄会長、桃井恒和代表取締役オーナー・社長、原辰徳監督は持てた。


そういうことだ。


あのままでいいと思う清武が危機感を持てなく

清武こそファンを裏切ろうとしていたということである。



(筆)巨人軍をこよなく愛する者