ハンガーボルトが届いたので進めます。

 

まずは丸棒を作ります。400と480mmを各6本づつ。

径は7/8インチ。ラウンダは1インチしか持っていないので、今回は丸面ビットのルータを使い、,4面掛けて円にします。

7/8インチの丸面ビット

 

HCで間柱(27x105x3m)を1本買ってきて1mに切り、これを挽き割りし、ルータに通します。

 

材料が針葉樹の所為でしょうか。部分的に欠けがでます。

軽くするつもりで針葉樹を使いましたが、仕方ないですね。

仕上げは旋盤でつかんでペーパ掛け。

 

480と400mmを6本づつ。

 

さて、この木口に下穴を開けます。

上はテスト的に開けたもの。

ほぼセンタに穴が開いており、十分満足の結果です。

 

丸棒のセンタへの穴開けは、センタファインダを使ってセンタを出し、その後穴を開ける。

と言うやり方ではうまく行きません。

ボール盤が使えればいいのですが、材料が丸棒なので、ボール盤に設置することができません。(長いので)

フリーハンドで垂直の穴を開けるのは至難の業。まずできないでしょう。

ですから、センタを出して穴を開けるのではなく、治具を使ってドライバードリル等で開ければ自動的にセンタに穴が開いている。と言う理屈。

下に治具を載せます。

単に板に穴を開けただけ。上下に二つ開いていますが、今回使ったのは下の穴で同心円で2つ開いています。

大きい穴は7/8インチφ。小さい穴は5.3φです。最初7/8インチを開け、次にそのセンタに5.3φを開けます。これはボール盤を使って開けました。

5.3φは右の丸棒に開いている穴の大きさ。

つまり、大きい穴に丸棒を突っ込み、反対側から5.3mmのドリルでドライバードリルを使い、穴を開けます。ドリルは導きの穴に沿って垂直に開きます。しかもセンタに。

実はこれ私のアイデアではありませんが、ググっている時に偶然見つけました。

以下のyoutubeをご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=jJKNp82lpZ4

カミヤ先生ありがとうございました。

 

今回はスリーブを使わずにテストしていますが、数多く開けるにはやはりスリーブを入れた方が穴径が大きくならなくて良いですね。今、アルミパイプを手配しています。

 

今日はここまで。