中華そば 森庵
江東区(南砂町)
【メニュー】塩 特製昆布水つけ麺
【価格】1400円(特製分400円含む)
[訪問時期] 2024年8月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+豚+鴨/微乳化
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g)
[トッピング] (麺)味玉、海苔、(汁)チャーシュー2種、メンマ、ネギ、柚子
[卓上] 七味、山椒、藻塩
「宮元製麺」からのリニューアル店。
オープン直後から故障していたエアコンが直ったようなので、この間リリースされたつけ麺狙いでやって来た。
ちょっと出遅れて10時50分着、お盆前の連休で不安だったが何と一番乗り。
壁にへばり付いて、上半身だけかろうじて日を遮りながら待つ。
まだ看板は「宮元製麺」のままで、定刻に店長さんがお手製の暖簾を掲げてオープン。
その時点では6名と、ちょっと拍子抜けなスタートだった。
表題の食券を買い、セルフ給水してカウンター奥に陣取る。
エアコンが復活している上に、背後で大型扇風機が回っているから快適。
着席から10分ほどでご対麺となったが、あれ?見るからに麺量少ないな。。。
実は当店は「並」150g、「中」250g、「大」350gで、券売機に掲示されているのを見落とした💦
失敗、失敗💦
■ 麺と昆布水
麺は自家製、加水控えめな中細ストレート。
きっちり水締めされ、ハリのある口当たりから硬め食感にかなり強さを感じる。
咀嚼を重ねれば美味しいのだが、もうちょい柔和な方が風味の溶け出しを感じやすくなる気がする。
ヌメッと昆布水が絡み付き、滑らかな喉越しにうっとり。
その昆布水は粘度そこそこで、麺への吸着が抜群。
流行りの出汁入りではなく、ピュアな昆布の旨味をフィーチャーしてある。
卓上の藻塩を塗したシンプルな味わいも良いものだ。
麺上には半熟加減ジャストなほっこり味玉と海苔3枚。
■ つけ汁と具
つけ汁は微乳化ちょいトロ。
鶏・豚・鴨が織りなす圧倒的な動物系の旨味を、乾物魚介が静かに支える感じだろうか。
複雑多様で重層的、文句なしに美味しい。
但し特に序盤はビシッと強めな塩気が喉を刺激して来るので、しょっぱいと感じる方もいるだろう。
つけ汁中には2種類のチャーシュー、メンマ、ネギ、柚子。
チャーシューは肩ロースのローストと、吊るし焼きっぽいバラ肉が2枚ずつ。
どちらも優れものだが、特筆すべきはバラ肉で、ジャストな歯応えの赤身と蕩ける脂身のバランス良く、確りと燻製香を纏っている。
吊るし焼きバラ肉の理想系かな。
ラストはお決まりの昆布水割り。
温め直しもお願いできるのだが、敢えて常温でいただいた。
濃密な動物系と昆布水のマリアージュ、絶品だった。
■ 感想など
動物系の旨味満載のつけ汁、吊るし焼きバラチャー、そしてラストの昆布水割りが印象に残りました。
ただ流石に麺量150gでは満喫とまではいかなかったですね。
涼しくなった頃に、中華蕎麦をいただきに上がります。
立地的にハードル高めですけど。
ご馳走様でした。
オープンおめでとうございました㊗️