らぁ麺 吉井 勝どき店
中央区(勝どき)
[訪問時期] 2023年10月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鴨/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(140g位)
[トッピング] 鴨チャーシュー、鴨たたき風、鴨団子、メンマ、味玉
[卓上] 一味、柚子七味、柚子胡椒、黒七味、(リクエストで柚子?)
私用で良く来る街に、コロナ中にオープンしていたお店。
昼時にタイミングが合ったので、やっと訪問できた。
11時45分着でちょうど満席、食券を買って5分ほど外待ち。
メニューはレギュラーの「京鴨だしらぁ麺」醤油&塩の他、「鴨だしタンメン」や「坦々麺」といった限定も用意されている。
当然先ずは塩から。
サーバーからセルフで冷えた緑茶を汲み、まだ仕切りの置かれたカウンター席へ。
店内の雰囲気にちょっと驚いた。
かつての「篝」や「はやし田」の本店みたいな割烹風で、厨房にはいかにも職人さん風のスタッフが2名。
卓上には「吉井のこだわり」と蘊蓄書き。
へぇこんなお店だったんだ。
「勝どき店」の他に支店は見当たらないけど、相応のバックが付いていそうな雰囲気。
店主さんの手慣れたオペで、着席から僅か3分少々でご対麺。
■ スープ
スープは京鴨ガラを100%使用とのこと。
じっくり丁寧に炊き出され、明確な鴨感かどうかは別にして、ふくよかな鳥系の旨味が全開。
塩ダレ中に、昆布など乾物魚介が潜んでいる感じかな。
ちょいシャープな塩気が、旨味をバランス良く後押しして、かなり美味しい。
塩ダレにはトリュフの香りも紛れているらしいが、アホ鼻にはほとんど感じない💦
■ 麺
全粒粉の斑点が目立つ、自家製の細ストレート麺。
しなやかに箸にまとまり、噛めばサクッと明確な咀嚼感。
後半はスープ味が染みて、小麦風味と馴染んでいく。
この自家製麺を食べれば、当店の実力が一発で分かる。
■ トッピング
鴨主体のトッピングも中々レベルが高い。
ジューシーな軟らか鴨ロースが3枚、更にレア仕上げのたたき風ささみ肉が2切。
両者共に旨味たっぷりで、スープを合わせ飲めば、ワイルドな鴨感がジュワッとブーストする。
鴨団子には黒七味?が香る。
マキシマムこいたまごの味玉は、濃密円やかな味わい。
シナコリ食感の細切りメンマも惜しげ無く盛られている。
割烹風のお店のイメージ通り、調理技術が高いね。
本来なら焼きネギが載っているようだが、何故か無かったのはかなり残念。
因みに、リクエストすれば柚子皮をおろして貰えるようだ。
■ 感想など
スープ、麺からトッピングまで隙が見当たりません。
強いて挙げれば焼きネギ不在ぐらい。
トータルで鴨感楽しめるし、かなり満足しました。
銀座辺りに有れば、もっと脚光を浴びる店だと思います。
ご馳走様でした。