MENYA NAKAGAWA @豊島区 〜「味玉鶏魚介つけ麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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MENYA NAKAGAWA
豊島区(池袋)


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【メニュー】味玉鶏魚介つけ麺
【価格】800

[訪問時期] 2022年5月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏豚+魚介/白湯
[味] 醤油
[麺] 太麺(200g)
[トッピング] (麺)チャーシュー、鶏チャーシュー、海苔、レモン、カイワレ、味玉、(汁)メンマ、白髪ネギ
[卓上] 白胡椒、黒七味



池袋のBM店へ。
もうオープンから半年以上経ってしまった。
開店直後に伺うと先客1名。




「塩らぁ麺」でもと思って来たのだが、結構暑い中歩いたので急につけ麺モードになってしまった。




お出迎えの男性に食券を渡すと、「よろしければ此方のお席いかがでしょうか?」と入口すぐの席を勧められる💦
手前から詰めるしくみなんだろうか?




まあ「紙エプロンはお使いになりますか」とか、いたく丁寧なので悪い気はしない。
ちょっとオープンキッチン風の厨房では2名の男性が、麺上げ&水締めとつけ汁&盛り付けを分業されている。
「麺入りまーす。」、「お願いしまーす。」と大きな声で確認しながらのオペだが、どちらが店主さんなんだか良く分からなかった💦




いずれにしても雰囲気は良いし、店内は洒落て綺麗だし、居心地の良いお店である。
着席から8分ほどかかってご対麺。




■ 麺とつけ汁
トルネード風に盛られた太ストレートは、北海道産小麦に焙煎小麦胚芽を配合してあるらしい。
加水を少し抑えたような、ハリとコシ満載の歯応えにそこそこ顎を使ううちに、甘味混じりの風味がこぼれ出てくる。
なかなかインパクトある咀嚼感だし、美味しい麺だと思うけれど、個人的にはあと若干モッチリ化が速くても良いだろうか。




つけ汁鶏ガラ・豚骨と煮干しによるダブルスープとのこと。
豚が良い仕事をしていて鶏一辺倒ではないし、鰹の存在感もあったりと、ネーミングのイメージよりいわゆる豚骨魚介に近い感覚で寄せて来る。
ややオイリーでトロンと濃厚そうで、スープ自体は案外サラッとした白湯。
出汁感は動物>魚介。
甘>酸の調味に慣れると、ベースの醤油の味わいが実に良い。




つけ汁中に漂う微細な粒子は、魚粉だけではないようだし何だろう?
ちょっとザラツキに感じたりするのだが、それがまたコクを連れてきているようで個人的にはウェルカムだった。



■ トッピング、味変、スープ割り
麺上のトッピングは豚肩ロースと鶏ムネ肉の低温調理チャーシュー、海苔、味玉、味変用のレモンなど。
豚肩ロースは吊るし焼きと紹介されていて、もちろん美味しいけれど。燻製香がしないせいかい余り違いが分からなかった。




海苔は厚くて良いものをお使いで、麺を巻いて食べてると本領を発揮する。
味玉は卵黄比率が高く、もうちょい味が染みていたら盤石だったのになぁ。



つけ汁中にはジャキッとしたメンマ、白髪ネギ。
この白髪ネギが麺に絡んでナイスだった。



味変具はレモンと卓上の黒七味。
どちらも直接麺にかけてからつけ汁に浸けるが、ラストまで飽きさせない好アイテム。




卓上ポットからセルフで注ぐスープ割りもかなり美味しくて、止まらず飲み干してしまった。




■ 感想など
どのパーツも大きな文句の付けところなく、飽きずに楽しめる秀作だと思います。
特につけ汁は、動物と魚介、出汁とカエシ、スープとオイルなど、かなり練られたバランス感が好みに合致しました。
「麺屋 一燈」インスパとか囁かれているようですが、多少似てる部分もあるかな的で、マタオマ以上の個性が感じられる一杯でしたよ。

ご馳走様でした。