宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 池袋店 @豊島区 〜「中華蕎麦〈塩〉特上」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 池袋店
豊島区(池袋)


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【メニュー】中華蕎麦〈塩〉特上
【価格】1600円(特上分600円含む)

[訪問時期] 2023年4月上旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+シジミ/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g位)
[トッピング] 豚チャーシュー2種、鴨チャーシュー、ワンタン、メンマ、芽ネギ、紫玉ねぎ、味玉
[卓上] ブラック&ホワイトペッパー、酢



オープンしたばかりの池袋店へ。
10時着で2番手、その後は10時半で17名、開店時25名みたいな展開だった。




「麺処 ほん田」の本田さん始め、ほん田一家からの祝い花が並んでいる。



10時50分になると、最初の3人だけ食券を買うよう案内があり、それ以降の方は開店後の購入だった。
この日もメニューは中華蕎麦(醤油・塩)類のみ。
私は当然塩をチョイス、評判のチャーシューを味わうため「特上」にしてみた。




店内はいかにもAPAホテルの朝食レストランで、厨房前に4席のカウンター以外は全てテーブル席。
入り口すぐに8名掛けの大テーブルがあるが、そこに順番に詰められた男性客8名は、遠目ながら居心地良さそうには見えない💦
金色のお盆に箸とレンゲがセットされたカウンター席は、ゆったりで快適な一方で自分の陰が写真にバッチリ写り込むのが難点。




スタッフは厨房に店長さん以下4名、ホールに3名で、店主さんが遊軍的ポジショニング。
開店から7分、1stロット3杯が出来上がってご対麺。





■ スープ
シジミの香りと旨味を主役に据えながら、鶏っぽい動物出汁も厚めに支えるバランス系貝清湯。
シジミオイルがブワッと華やぐ序盤こそシジミ風味が圧倒するものの、その後は動物系も台頭し、チャーシューから旨味が落ちると両者ほぼイーブンぐらいな感覚だった。
以前の本店はシジミ感がもっとストレートで強めだったイメージだが、仕様を変えたのか、私の舌が変わったのか。
ただ全体として厚みもコクも増したようだし、円やかな塩気とバランス良いから、より幅広い層に好まれるのではないだろうか。
ましてや此方は外国人も多いホテル立地だからね。




■ 麺
自家製のやや細めなストレート麺。
池袋店オープンを機に自家製に切り替えたらしい。
啜り心地と喉越し良い多加水しなやか系で、ビヨンと伸びるような粘り腰からモッチリ。
もうちょい咀嚼感があっても良いけど、個人的には好きなタイプ。




■ トッピング
チャーシューは大ぶりなロース系1枚とバラ肉吊るし焼き2枚、更に鴨ロース2枚。



ロースは低温ローストっぽいソフト仕上げで、旨味も十分。



その上をいくのがバラ吊るし焼きで、ジュワッと溢れる旨味と燻製香は特筆もの。
鴨も風味高く素晴らしい。




2個のワンタンは、ふんわり軟らかな鶏肉餡に強めな生姜が効いている。



和出汁が染みたシナコリメンマ、卵黄の色も旨味も濃い味玉。
凛とした芽ネギとアーリーレッドの組み合わせは、本店開業当時から変わっていない。



券売機の写真を見る限り「並」はロースチャーシューのみで、「上」はバラ肉と味玉、更に「特上」には鴨ロースと鶏ワンタンが追加になるようだ。
いずれも秀逸な出来映えだから、一度は特上をチョイスされることをお薦めする。



■ 感想など
シジミの突出感を若干抑え、中華蕎麦としての深みや厚みを追求したような一杯。
今の本店の仕様がどうなのか分かりませんが、この店では同じような感想を持たれる方が多いようですね。
シジミ感を過度に期待しなければ、満足すること間違いないでしょう。
退店時はまだ20名ほどの行列でした。
次回はつけ蕎麦あたり狙います。

ご馳走様でした。
開店おめでとうございました㊗️