煮干し中華蕎麦 彩葉に @八千代市 〜「特製あっさり煮干し中華蕎麦」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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煮干し中華蕎麦 彩葉に
八千代市(八千代台)


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【メニュー】特製あっさり煮干し中華蕎麦
【価格】1100円(特製分310円含む)

[訪問時期] 2022年5月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 煮干/清湯
[味] 醤油
[麺] 中サイズ麺(150g)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、海苔、三つ葉、玉ねぎ、味玉
[卓上] Bペッパー、一味、煮干酢



本年1月オープンで、我らがSぴおさんが早々と今年のTRYでの入賞当確マークを付けた煮干し店。
11時40分、店内を覗くと満席中待ち1名。




食券を先買いし、店外受付簿にクワタと記名して待つ。



真夏日近い暑さなのでつけ麺モードだったのだが、つけ麺は水曜日限定で、本日昼の部は「純煮干し中華蕎麦30食、濃厚煮干し中華蕎麦30食」のみの提供らしい。
因みに、お品書きでは「純煮干し中華蕎麦」だけど、券売機ボタンは「あっさり煮干し中華蕎麦」(^▽^;)
先行レポに倣って「あっさり」表記にしておきましょう。




10分ほどで奥様に招かれてカウンター席の最奥へ。
整頓された卓上に、線を揃えて置かれた朱色の半月盆を見るだけで、伝わってくるものがある。



ふと卓上の案内を見ると「撮影は料理のみ」と書かれてあり、小心者の自分は「スミマセン、券売機とかもう写真撮っちゃったんですけど」。
「人と厨房が写らなければ大丈夫ですよ、うちはそんなに厳しくないですから」。。。奥様のにこやかなお顔に心が洗われた。



着席から5分弱でご対麺。




■ スープ
煮干しと水だけを使用した純ニボ淡麗スープ。
多少のエグミ混じりのハードなビター感を楽しむ煮干しスープもあるが、これはその対極かな。
適度なビター感と香ばしさを携えた上品な旨味が、口内から鼻腔を穏やかに満たしていく感覚だ。
決して出しゃばらずに輪郭をジャストに決めるカエシとのバランスも抜群。
スッキリだけどコク深く、沁み入るように美味しい。



■ 麺
中サイズ、煮干しスープにはやや太めに感じるストレート麺。
しかもムチモチ食感の多加水麺で、ちょっと意表を突かれたが、これが違和感なくフィットしている。
溶け出しの早い麺味もスープとお似合い。
最近、煮干しにはムギュパツ麺的な固定観念が覆ってきているね。
と言うか、予習不足(笑)




■ トッピング
特製はチャーシュー2枚、海苔2枚、味玉が追加になって310円増し。



ちょっとお高めかなとも思ったが、食べてみるとまあ納得に変わっていく。
肩ロースのレアチャーシューは豚の旨味が確り滲み出す逸品で、スープ熱の入り方による食感の変化も楽しめる。



硬軟の食感入り混じる太メンマ、若干トロリの味玉、どちらもホッとするような味付けが好み。
この淡麗スープには、微塵切りに近い玉ねぎがフィットする。
ラストは卓上の煮干酢を少量投下して、柔らかみを感じながら、結局残せずに完飲。




■ 感想など
出汁とカエシのバランス抜群なスープはじめ、丼全体が隙なく調理され、またそれらが見事に調和しています。
帰り際には、店主ご夫妻が揃って確り目を合わせて送り出してくれます。
清々しい気分でお店を後にしました。
Sぴおさんの太鼓判に私も一票かな。

ご馳走様でした。