つけ麺 らーめん まる文 @荒川区 〜「つけ麺(並)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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つけ麺 らーめん まる文
荒川区(赤土小学校前)


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【メニュー】🉐つけ麺(並)
【価格】1000円(🉐分200円含む)

[訪問時期] 2022年3月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚鶏+魚介/白湯
[味] 醤油
[麺] 太麺(200g位)
[トッピング] (汁)チャーシュー、メンマ、味玉、海苔、ネギ、(麺)スプラウト
[卓上] 酢、煮干醤油ダレ、にんにく、ブラックペッパー、一味、花椒、魚粉



通勤経路上なのでいつでも行けると後回しにしていた「まる文」さんを、今更ようやく初訪問。
いや、コロナ禍で夜麺活の習慣がなくなり、そうなると通勤経路上は逆に難しくて、そんなBM店がかなり溜まっている💦
開店5分前で7番手、すぐに満席で中待ち発生。


基本メニューはつけ麺、らーめんの2種類で、並と中、大と特大がそれぞれ同一料金に設定されている。
特製バージョンの🉐(まる得)つけ麺の食券を購入し、並盛コールでお店に貢献してみた。



店主さんは東池系の「麺屋大斗」ご出身。
修業先は都内に何店舗か構えていたけど、コロナの影響なのか昨年全て店を閉じてしまった。
当店は地元客をガッチリ掴んでいるようで、もちろん麺も美味しいのだろうが、店主さんご夫妻が作る居心地良さげな雰囲気も重要な要素に違いない。


着席からご対麺までは20分ほど。
このお店では不思議なほどジリジリしない。



■ 🉐つけ麺(並)
自家製、加水高めな太ストレート。
先ず数本そのまま食べたら、これが美味しくてメッチャ好み。
ハッとするような弾力のツルシコモッチリ食感も理想的なら、微甘混じりの麺味、こぼれる小麦の香りにも心を射抜かれる。
瞬間的に並盛にしたことを後悔した。


つけ汁は「濃厚鶏豚骨魚介スープ」と紹介されているが、微トロで案外サラッとしている。
その旨味は確かに濃厚で、かつバランスが秀逸。
節系主体の力強い魚介感と、それを包む動物出汁のバランス。
動物出汁の鶏と豚のバランスも良い。
やや控えめな甘味と辛酸味、そこに魚介のビター感も交えた味わいのバランス。
更にこの濃度やちょい強めな塩気が、麺とピッタリ釣り合っている。
だから妙な重さやしつこさを感じない。


もうひとつ、豊富な卓上アイテムが飽きを感じさせない。
私はつけ汁にブラペと一味を、後半お酢を少々。
麺には魚粉やニンニクを塗して味変を楽しんだ。
合間に飲むお冷やがレモン水で、かなりスッキリとお口直しできるのもポイント。



はほぼ汁中に入っている。
ホロトロのバラ&肩ロース煮豚が計4枚、これを箸で摘まみ上げるのは至難の業。


シャキコリ食感で存在感ある太メンマが3本、パリッと上質そうな海苔2枚。


若干緩めな味玉は黄身の味が濃い。
特製仕様の🉐でチャーシュー2枚、味玉、海苔とメンマ増量で200円なら買いだと思う。


一点だけ難を言えば、汁椀が小ぶりなので具沢山の特製だと麺を浸けづらいかな。
味玉やメンマは麺上に置いても良さそう。


ラストは卓上ポットの煮干出汁でスープ割り。
爽やかに蘇った魚介感を満喫して御馳走さま。


■ 感想など
この一年新たに出会った豚魚店で言えば、川崎の「つけ麺 大武」、中野の「麺屋 はし本」と並んでスリートップに来ましたね。
荒川区には隠れた名店が結構ありますが、間違いなくそのひとつ。
いや地元の方からすれば既に、並んでも食べたい名店ですけど。
再訪してらーめんも食べてみたいと思います。

ご馳走様でした。