麺ゃ みくり
つくば市
【メニュー】塩らーめん
【価格】900円
[訪問時期] 2021年12月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鴨/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、海苔、ネギ、糸唐辛子
[卓上] なし
「龍介」を出てから暫く土浦市内を彷徨った後、つくばに移動し、移転した「中華そば ひしお」跡で開業した「麺ゃ こもん」の2号店へ。
13時過ぎでピークは過ぎたらしく、難なく店裏の駐車場に車を入れる。
店内は仕切り付きカウンター席に先客2名。
「ひしお」時代とはフロアレイアウトがガラッと変わっている。
メニューは醤油、塩、煮干の3本立てで、タッチパネル式券売機で迷わず「塩」をチョイス。
スタッフは厨房内に男性お2人、接客の女性が1名。
案内されたカウンター席で待つこと7分ほどで、らーめんが登場した。
■ スープ
常陸鴨ベースの清湯塩、油ちょい多め。
ひと口飲んだ瞬間ブワッと鼻腔を刺激し、旨味も満載なのだが、恥ずかしながら私には鴨という感じがしない。
つい先ほど「龍介」でいただいた鶏清湯と、ほぼ同種の味わいなのだ。
鴨出汁の塩と言えば、「満鶏軒」や「図鑑」さんが油を巧みに使って鴨らしい野趣感を出していたが、油の使い方の違いなのかな?
但し出汁が出にくいという鴨で、これだけの「鳥感」を出すのは大したものだと思う。
皆さんご指摘の通り、やや強めの塩気は若干抑えても良さそう。
■ 麺
自家製の細めなストレート麺。
ツルッと滑らかな啜り心地、グニュッとした弾力性、喉越しの良さが印象的なしなやか多加水麺。
麺キャラとしては本店と同じような方向性だろう。
よく絡んだスープと馴染む味わいも中々。
■ トッピング
チャーシューは煮込んだ豚モモ肉かな。
やや硬めの歯応えだが、味付けは適度なアクセントになって悪くない。
モモ肉は元々やや硬めで調理が難しそうだし、軟らかく仕上がったものには余り出会わないけど、脂身を好まない方には受けるのだろう。
メンマにはおっ!と思うほど節風味がよく染みている。
パリッと上質そうな海苔、ピリッと存在感ある糸唐辛子、ちょいビターな青ネギ。
■ 感想など
正直スープは鶏との明確な違いは分かりませんでしたが、鴨でよくぞこれだけの「鳥感」を出したと思わせます。
選択制でフォアグラオイルでも数滴垂らすと、ガラッと変わってくるでしょう。
鴨だ鶏だと拘らなければかなり美味しく、しなやか麺とのコンビネーションも抜群。
つくばにまたひとつ良店ができましたね。
㊗️オープン㊗️
ご馳走様でした。