麺や べらぼう @中央区 〜「淡麗煮干(手もみ麺)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺や べらぼう
中央区(銀座一丁目)

 
【メニュー】淡麗煮干(手もみ麺)
【価格】850円

[訪問時期] 2021年1月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 煮干/清湯
[味] 醤油
[麺] 手もみ中太縮れ麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、バラ海苔、紫玉ねぎ
[卓上] なし



昨年8月オープンのBM店へ。
正直に言うと、寒い日に京橋の「ど・みそ本店」を目指す途中で発見し、「ここに有るんだー」と心変わりした。
ちょうど開店と同時で先客は無し。



店外券売機を見ると、まぜそば類は未だ×印で、淡麗煮干の手もみ麺orストレート麺のチョイスのみ。
煮干には珍しく、手もみ麺ボタンが左上になっていたので、迷わずプッシュした。
狭小の店内は通常より1席減らし、仕切り板を置いた4席で営業。


それに対してスタッフは3名、何と手厚いと思ったら、どうやら2階にも座席があるようだ。
卓上ポットのルイボスティをいただく内に、「熱いのでお気を付けください」とラーメン登場。



■ スープ
仰る通り、スープはかなり熱々。
その熱さをものともせずに、強めの煮干が醤油と絶妙にバランスしながら広がる。
昆布が支え、油はニボ感を移したラードかな。
決してガツンではなく、じんわりと浸食するように長い余韻へと続くタイプ。
お店が謳う通り、ノスタを感じさせる味わいに何とも惹かれるので、これは幅広い層に好まれそう。
後半、醤油感がやや前に出そうになるが、バラ海苔や紫玉ねぎの活躍でスッキリと凌いでフィニッシュ。



■ 麺
麺屋棣鄂製の太めボコピロな手もみ麺。
煮干と言えばパツパツの低加水麺という時代から、最近ではやや優しめな麺を使うお店も増えて来たが、ここまで真逆な組み合わせは珍しい。
弾力性豊かなランダム食感と、滲むような風味が、意外なほどフィットするものだ。



■ トッピング
2枚のチャーシューは、諸兄の写真のような分厚いヤツではなく、ちょっと残念。


それでも、おそらく低温ロースト調理の軟らかくも肉肉しい食感、旨味の凝縮共に、文句なしに美味しい。
盛り付け直前まで、確り水蒸気で加温されていたのも好感。



バラ海苔や紫玉ねぎも、前述通り存在感がある。


■ 感想など
ノスタっぽい味わいに寄せているが、もちろん今様の洗練性に満ちた一杯。
チャーシューも客を引きつける魅力がある。
このメニュー一本で半年盛況なのも分かるが、いつまでもという訳にもいくまい。
個人的にもう濃厚系は🆖なので、塩でもリリースされたら飛んで来ようかな。
その時はチャーシュー増しでw

ご馳走様でした。