中華そば 無限 @大阪市福島区 ~「中華そば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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中華そば 無限

大阪市福島区(海老江)
 
【メニュー】中華そば
【価格】880円

[訪問時期] 2019年12月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏/清湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、穂先メンマ、半味玉、葱


梅田の「どストライク軒」の後は、予定通り海老江のビブグルマン店「無限」さんへ。
11時50分着、混雑を想定していたのだが、先客5名と待ちなしで着席できた。



店内には鶏の香りが充満。
壁に、2019年、2020年と2年連続でミシュランガイドに掲載されたとの掲示。


「中華そば」、「煮干しそば」、「油そば」の3本立てメニューの中から、当店イチオシと思われる「中華そば」を選択した。
スタッフは店主さんらしき男性と女性お二人の計3名。
カーテン越しに時折り見える厨房内では、どうやら女性お二人でラーメンを作っていて、店主さんは裏方と客対応に当たられているようだ。
5分ほどでご対麺。



■ スープ
純系名古屋コーチンと青森シャモロックの丸鶏を使用したとの清湯醤油。
甘味すら感じる鶏油もおそらく同様だろう。
ブワッと主張する鶏感は強めで、丸鶏ならではのふくよかさと柔らかみに溢れている。
そこにぶつけるカエシは、Mさんのレポによれば和歌山・湯浅の角長醤油だとのことで、仄かな酸味の旨味豊かなキレキレ系
キレ系醤油が鶏感をやや凌駕しながら醸し出す味わいは、今や新鮮味はないが、多くの飲み手を魅了すること間違いない。
私はと言えば、相変わらずこの類の立った醤油が得意でなく、これを塩で味わったら超好みだろうな思いながらいただく訳だ。


■ 麺
麺は自家製のやや扁平な中細ストレート
茹で加減はやや硬めジャストで、ツルッとした口当たり、シコシコモッチリ食感の多加水系。
程よく絡むスープと麺の甘旨味が、口の中で見事に馴染む。
こういう様を相性が良いというのだろう。



■ トッピング
チャーシュー、穂先メンマ、半味玉、葱。
丼の半分ほどを覆っていそうなチャーシューは、肩ロースの低温調理。
厚みはさほどないが、食べ応えは十分で、何より凝縮された旨味は特筆もの。
タイミングを逸しないうちに食べてしまいたい。


半味玉は彩り用かなと思ったら、スープを染みこませた卵黄の味わいが素晴らしく、とても強制味玉などと言えない貢献をしていた。


■ 感想など
ブランド地鶏と芳醇な醤油が真っ向勝負の、オーソドックスを極めたような崇高なスープ。
個人的には塩味でいただいてみたいと思いつつ、この麺や味玉との見事な調和は、醤油じゃなければ作り出せないだろうと、認めざるを得なかった。
連食なので自重したが、平日昼は無料との小ごはんも、このスープとは相性良さそうだ。

ご馳走様でした。