ajito ism shinjuku base @新宿区 ~「つけ麺ロッソ+〆のリゾット」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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ajito ism shinjuku base

千新宿区(西新宿、西武新宿)
 
【メニュー】つけ麺ロッソ+〆のリゾット
【価格】850円+200円

[訪問時期] 2019年4月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[つけ汁] 野菜+魚介/トマト
[麺] 中太麺(200g位)
[トッピング] (麺)トマト、リーフ類、バジルソース、粉チーズ、揚げ葱、(汁)刻みチャーシュー、玉ねぎ、葱




新宿のアジト2号店へ。
連休中の出勤日、開店10分前に覗いてみたら並び6名だったので、そのまま接続。
開店時でも10名ほどだった。



本店で食べたピザソバがやや苦手系だったので、もう一方のベストセラーの表題を選択。



座ってから〆のリゾットを買い忘れたことに気付き、カウンター上に200円を置いて、出来上がりを待つ。
10数分後にご対麺。


つけ麺ロッソ
は加水高めな中太やや太めストレート
強めなコシとモチモチな食感は、つけ汁とジャストバランスで、この店ではアルデンテと言いたくなる。



麺上にはフレッシュトマト、バジルソース、粉チーズ、揚げ葱
先ずこれらを絡めた上で、つけ汁に浸す訳だが、それでも褪せることない麺の風味も魅力。



ドロッと濃厚なつけ汁は、トマトを際立たせたベジポタがベースらしい。
魚介の旨味や動物系のコクをプラスし、ニンニク風味も効いている。
イタリアンぽさが前に出ているが、ラーメンらしさも感じられる、かなり奥深い和伊フュージョン



バジルチーズ味をまとった麺を浸けて啜ると、イタリアンな複雑さが一気に満開になる。
食べる度に微妙に変化する味わい、更に揚げ葱の食感アクセント。
野菜メインなので濃厚ながらスッキリ、ラストまで飽きることがない。
但し、麺に絡みまくって減りも早く、リゾットまで楽しむなら、浸け方を調整したほうが良さそうだ。


汁中には短冊状に刻んだチャーシュー、玉ねぎ、葱
トマト味がほどよく染みた煮豚チャーシューが旨い。


卓上の味変材から、ニンニク、ブラペ、カレー粉を試してみた。



ニンニクやブラペは言うに及ばず、麺に少量のカレー粉をまぶした風味が、意外なほど合う。



〆のリゾット
現金200円でリゾットをお願いし、汁椀を預けると、ほどなく一変して戻ってくる。
プチライス、味玉、フレッシュトマト、とろけるチーズ、彩りに青葱。


味玉を崩しながら、グジャッと混ぜていただく。
オンリーワンなトマトリゾットは、ラーメン屋さんの〆ライスとしては、全国最強の部類だろう。
麺も旨かったが、リゾットがそれを上回った(笑)


■ 感想など
今となってはスタンダードなトマトつけ麺だが、6年前にアジトがオープンした頃には、まだポピュラーではなかった。
「ラーメンですか? パスタですか? アジトイズムです。」
イタリアンラーメンの創始者ではないものの、アジトが脚光を浴びたことが、その後のイタ麺ジャンルの確立に大きく寄与したのは間違いない。
リゾット含め、さすがと思わせる一杯だった。

ご馳走様でした。