喜楽 @渋谷区 ~「もやしワンタン麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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喜楽

渋谷区(渋谷、神泉)
 
【メニュー】もやしワンタン麺
【価格】950円(もやし100円、ワンタン150円含む)

[訪問時期] 2019年4月上旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 豚+鶏/清湯
[味] 醤油
[麺] 中太麺(150g位)
[トッピング] もやし炒め、ワンタン、揚げ葱



渋谷でランチ。
優先ターゲットはたんたん亭系の未訪店なのだが、12時開店なので、次の予定に間に合わない。
そんな訳で、未レポだった喜楽さんに、超久しぶりに来てみた。
前回から10年は空いている。



10分前で7番手、1階にギリ滑り込み。好物の「もやしワンタン麺」をお願いする。
もやし炒めや炒飯を担当されている方は、見覚えがあるが、この方が店主さんだったかな。
着席から6~7分で、懐かしいビジュアルの一杯が登場した。



スープ
表層はもやしを炒めたラードが覆い、そこに揚げ葱の香ばしさが混ざる。
結構オイリーなのだが、この油混じりのスープが、絶妙にまったりして旨い
ひと頃自宅で真似をして、なんちゃって喜楽に嵌まったものだ。
その下のスープは、豚・鶏混合っぽいオーソドックスな清湯で、醤油も立たず良い塩梅。
もう少し甘味がなかったっけ? 記憶違いかな。
普通にこのスープだけ飲んだら変哲ない感じだが、やはり油とセットの味わいが、ファンを惹き付けているのだろう。




やや扁平な中太ストレート。
多加水麺ならではのシコシコモチモチの食感が良い。
分業制とはいえ、開店直後のピークに調理麺をジャストに仕上げるのは、並大抵ではない。
麺量は150gぐらいだと思うが、トッピングがたっぷりなので、かなり腹が膨れる。



トッピング
もやし炒め、ワンタン、揚げ葱の不動のクリーンナップ。


もやし炒めと言っても、ニラ、人参、玉ねぎの彩りに可愛らしい豚肉まで入り、薄塩で味付けされている。
ラードにエキスを落としながら、ややシャキの食感を残し、スープとも馴染ませる。
そんな絶妙な炒め加減は健在。



やや小さめな餡を大きめの皮で包んだワンタンは、確か6個だったか。
以前は皮が黄色いのがトレードマーク的だったが、そんな感じではなくなった。
かなりの好物なのだが、今日はちょっと茹でが浅くて、皮に歯応えが残っていたのは残念だった。



■ 感想など
まったり円やかで揚げ葱が香ばしい表層近くのスープ、醤油の輪郭とキレが冴える下層のスープ。
そんな
飲み比べを楽しみながら、気付けば丼は空っぽになる。
記憶そのままではないにせよ、久々の喜楽は
変わらず素朴で、良い意味で上品ではなく、それが引きの強さに直結している。
次回は2階のテーブルで、餃子や一品料理でビールでも飲んだ後に、ラーメン&炒飯で〆たいものだ。

ご馳走様でした。