さんじ
台東区(稲荷町)
【メニュー】限定★濃厚アン肝味噌つけ麺
【価格】1000円
[訪問時期] 2018年3月下旬(平日) 夜
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚骨+鮟肝/白湯
[味] 味噌
[麺] 平打ち中太麺(180g位)
[トッピング] チャーシュー、海苔、糸唐辛子、刻み青葱
[別注文] オツマミ盛り(肉増し300円を転用)、さんじ玉(300円)
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚骨+鮟肝/白湯
[味] 味噌
[麺] 平打ち中太麺(180g位)
[トッピング] チャーシュー、海苔、糸唐辛子、刻み青葱
[別注文] オツマミ盛り(肉増し300円を転用)、さんじ玉(300円)
★常時提供されているメニューではありません。
おかげで気兼ねなく、閉店間際までゆっくりと過ごせた。
実はさんじで和え玉系を食べたことがなかったので、先出しオツマミとしてさんじ玉を注文。
案の定、ピリ辛醤油麺にハイボールが進みに進む。
程よく酔った頃合いで、〆の一杯を作ってもらった。
■ 麺とトッピング麺は浅草開化楼製の全粒粉入り平打ち中太で、通称たわやかさんじ。
がごめ100%の昆布水に浸かっている。
このまま食べていたいほど美味しい。
フワッと載せられた糸唐辛子の存在で、かなり新鮮に見えるビジュアル。
薄切り肩ロースのレアチャーの美味しさは言うに及ばず。
大判の海苔で巻いた麺と、つけ汁の相性が思いの外良い。
ジュワッと溶け込んだ鮟肝の旨味を豚骨が支え、きんちゃん特製の味噌ダレを合わせた濃密濃コクなつけ汁。
味噌を確り感じさせながら君臨はさせず、鮟肝の存在感を前面に出している。
今まで数回経験した鮟肝は、いずれも煮干ベースに鮟肝を載せた清湯タイプ。
それとは真逆で、豚骨・味噌という強者と戦わせながら、スポットライトは鮟肝に当てる。
しかも、味噌など殆ど扱ったことがないきんちゃんが、この味噌ダレを10分でササッと作ったと言うから驚くしかない。
強めの塩気と鮟肝のクセは食べ手を選ぶかも知れないが、自分はツボにハマった。
割ったあっさり清湯は何なのだろうか。
節系なんて炊いてない筈なのに、煮干と言うより節ぽい風味が、口中に爽やかに広がる。
不思議な感覚に包まれ、割っても相変わらずショッパめなスープを一気に飲み干してしまった。
唐突な話だが、さんじのカレーは他店と全く違う。
素材の旨味を邪魔せず、でもカレーを存分に感じさせてくれる。
この味噌も同じで、きんちゃんのこんなバランス感覚が好きだ。
彼の天性なのか、それとも「乾ききったスポンジ」に無限の水が滲みつつあるのか。
この店の人気は本物だと、また思い知らされた夜だった。
ご馳走さまでした。