らーめん 鴨to葱 @台東区 ~「鴨わんたん麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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らーめん  鴨to葱

台東区(御徒町、上野御徒町)
 
【注文】鴨わんたん麺
【価格】 900円(わんたん150円含む)
 
[訪問時期] 2017年9月中旬(平日) 夜
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鴨/清湯
[味] 醤油
[麺] 細麺(140g位)
[具] 合鴨ロース、わんたん、穂先メンマ、焼き白葱、夏ニラ、刻み葱
 
 
通勤経路上なのでいつでも行けると思っている内に、賞味期限切れになりそうな新店。
その間、諸兄のレポも賛否両論で、特に「スープが甘い」との感想が多いのに腰が引け気味になっていた。
19時過ぎに到着、店外の券売機でハートランドと標題の食券を求め、ラス空席に滑り込む。
 
 
 
今月の葱は「丸太白ネギ・夏ニラ・ユズシラガ」から2つを選択と言われ、前2種をチョイス。
ニラも広義のネギ属ということか。
 
 
畳素材のカウンターでおつビールをし終えた頃に、鴨わんたん麺が届けられる。
 
 
話には聞いていたが、ホントに開口部の小さなミニ丼で、どう見てもハーフサイズ。
ところが実際に食べてみると、意外と普通のボリューム感だから不思議なのだが。。。
 
 
 
スープ
国産合鴨を丸二日間弱火でじっくり炊いた鴨清湯醤油
「鴨・葱・水」のみから出来ているとの口上通り、醤油ダレにも鴨と葱の風味を移し、油は鴨油を使用している。
 
 

 
甘味が強いとか、鴨油がオイリーとかの指摘は、幸いなことに個人的に全く気にならない程度。
やや淡口にまとめた醬油ダレが、鴨感をマスクしないのも良い。
葱によって引き立てられた鴨の旨味が、結構強くストレートに寄せてきて、これは好みのスープ。
卓上の黒七味や柚子胡椒には一切目をくれず、そのまま完飲してしまった。
 
 

三河屋製、平打ち風に扁平した全粒粉入り細麺
リフトした瞬間に、そのしなやかさと足の速そうな繊細さが伝わってくる。
ところがやや硬茹での麺はそこそこコシを湛え、最後までダレることがなく、スープとの風味の競演も見事
外見とは異なり、かなり印象に残る麺だった。
麺量は130g~140gほどと思われ、普通に満足感がある。
 
 
 

合鴨ロース、わんたん、穂先メンマ、焼き白葱、夏ニラ、刻み葱。

2枚の合鴨ロースはスタンダードレベルだが、言われるような臭み等は感じなかった。
 
 
わんたんは山形風薄皮のチュルトロ食感と、小さいが鴨肉餡の独特の歯応えと旨味とを楽しめるもの。
トロットロに崩れて良く数えられなかったが、4個ほど入っていただろうか。
 
 
焼き目を付けた丸太白ネギは、個人的にトッピングのMVP。
お互いを引き立て合うような、スープとのコラボが印象的だった。
夏ニラはもう少し量が多ければ、その風味を楽しめたかなと思う。
 
 
■ 感想など
食べてみれば事前の不安は杞憂に終わり、予想外に
「鴨と葱」を堪能することができた。
この後30分ほども
鴨の余韻を楽しめたことは、特筆すべきポイント。
繊細そうで存在感のある麺も印象的だった。
鴨ロースを更にブラッシュアップすれば、鬼に金棒的な安定感が出てくるだろう。

因みに、セットだと230円になる
「トロたくちらし」と「小親子丼」は、今回何となく自重したのだが、周囲の方が食べるのを見て後悔した。
 
 
次回からはマストかな。。。
 
ご馳走さまでした