はりけんラーメン 南店 @つくば市 ~「数量限定☆鴨白湯つけそば+鴨のすき焼き風トッピング」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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はりけんラーメン 南店
つくば市


【注文】 数量限定☆鴨白湯つけそば 鴨のすき焼き風トッピング
【価格】 900円+250円

[訪問時期] 2017年3月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鴨/白湯
[味] 醬油
[麺] 平打ち中太麺(通常250g⇒200g位)
[具] (麺)鴨ロース、鴨つくね、揚げレンコン、ブナシメジ、三つ葉、柚子、(汁)鴨挽き肉、刻み玉ねぎ、(追加トッピ)鴨ロース、那須御養卵、焼き葱
[その他] 半ライス(100円)



諸兄に好評を博す限定麺をいただきに、腹八分目な麺友さんとPP。
このメニュー、数量限定とのことだが毎日提供されているようだ。



5分ほど早開けで先に食券を買った麺友さんが、「鴨のすき焼き風トッピング」なるPOPを見つける。
訊けば鴨清湯メニュー用のトッピらしいが、我々の鴨白湯にも合うとのことで即決追加。




麺少な目をお願いして着席すると、今度は麺友さんがご飯も食べたいと言い出し、半ライスも現金追加してしまう何時もの展開。
10分ほど待ってご対麺となった。



麺と麺上の具
麺は菅野製麺所製の平打ち中太で、軽くウェーブ。
先行レポによればライ麦入りとか。
瑞々しい多加水麺を数本口に含むと、モッチリ変化しながら放つ小麦の旨味に思わず頬が緩む。
喉越しの良さも特筆モノ。
麺量は通常250gのところ、200g程度に減らしていただいた。




麺上には鴨ロース3枚、鴨つくね、揚げレンコン、ブナシメジ、三つ葉、柚子
崩すのを躊躇うほどの綺麗な盛り付けが、如何にもはりけんさんらしい。



鴨ロースは周囲に付けられた焼き目がかなり香ばしく、凝縮された鴨の旨味に乗って口内に広がる。
これは納得の逸品だ。
つくねも鴨肉だろうか。。。つけ汁に浸した旨味の相乗効果が素晴らしい。
プリップリの食感が楽しいブナシメジは、淡白な味わいが鴨と一体化して良い組み合わせ。



つけ汁
ドロッと濃厚なつけ汁を舐めてみると、想定よりも甘味が強い醬油味
次の瞬間ブワッと主張する鴨に圧倒され、満開の鴨感に暫し甘味を忘れる。
これだけ濃密で力強い鴨白湯には中々お目にかかれない。
旨味の分厚さもハンパなく、感知は殆ど出来ないが魚介等の支えも申し分ないのだろう。

汁中には鴨ミンチ、刻み葱など。
タップリと沈んだ鴨ミンチがコクを深め続け、時に麺に絡んで鴨感をブーストする。



実食
濃厚なつけ汁が麺に絡みまくり、口内で始まる鴨感と小麦感のせめぎ合いが堪らない。



添えられた柚子三つ葉風味で変化をつけながら、それでも甘味が重たく感じられる中盤からが、別注のトッピングの出番だ。
「鴨のすき焼き風トッピング」那須御養卵に鴨ロースと焼き葱が添えられたもの。
つけ汁にドップリ浸した麺を、攪拌した全卵を潜らせて啜れば、正に「鴨のすき焼き風つけそば」に様変わり。
鴨風味そのままに、甘味だけが緩和された味わいが超好みだった。



終盤は麺皿に全卵とつけ汁を半々程度に合わせて「鴨のすき焼き風ラーメン」



更にそこにライスを投下して「鴨のすき焼き風TKG」
何気なく追加した「清湯」の専用トッピングが、これほど楽しませてくれるとは思わなかった。



■ 感想など
当店に初訪問した時に清湯の鴨つけをいただき、正直好みからは外れた。
それから1年半、鴨の借りは鴨で返す絶好の機会が訪れ、その期待に十分に応える一杯だった。
但しデフォのつけ汁の甘味は少々気になる。
これはご一緒した麺友さんも同意見だったのだが、先行レポにそんな感想が全く出て来ないのは、我々の味覚の問題か。
ともあれ、それを凌駕して余りある鴨感とトッピングの効果で、好印象の麺活となった。

ご馳走さまでした