ゑぽっく @大阪市中央区 ~「貝そばVIANCO+しらすご飯」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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ゑぽっく
大阪市中央区(長堀橋)


【注文】 貝そばVIANCO+しらすご飯
【価格】 900円+100円

訪問時期] 2016年12月上旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 鶏+魚貝/清湯
[味] 白醤油
[麺] 細麺(140g位)
[具] (麺)浅利、はんぺん、刻み葱、(別)鶏チャーシュー、味玉、小松菜



今日は大阪・東心斎橋でランチ。
麺友さんからいただいた情報では、貝料理専門店がランチ営業で貝ラーメンを提供しているとのこと。



13時前に到着すると、お洒落なオープンキッチン風の店内には先客が4名。
お茶とおしぼりを届けてくれた女性スタッフに「貝そばVIANCO」と、「しらすご飯」だという日替りご飯をお願いする。



厨房内の若い店主さんが麺を丼に空け、小鍋で具と共に加熱し調味まで済ませたスープをザバーッと投下する。
早稲田の「巌哲」等で見かける関西風の作り方だ。
程なく、丼、具皿、しらすご飯等が綺麗に並べられた木製トレイが登場する。
しらすご飯に貝醤油をかけてどうぞ」とのこと。




スープ
浅利・貝柱の主張をライトな鶏が支え、じんわり鰹と散らされた焦がし葱が風味を添える。
貝を基調にした複雑な味わいは、コク深く引きが強い。
塩+白醤油と思しきタレはやや強めだが、オリーブオイルの香味油が円やかに中和。
但し油分が少なくなる後半は、味わいに若干の尖りを感じる。
少し修正を加えれば、貝出汁感が更に高まるだろう。




細めなストレート麺は、ネット情報によれば麺屋棣鄂製だとか。
低加水ぽい見た目に反して、しなやかで繊細なタイプ。
やや確りめの茹で加減だが、啜り心地が気に入った。
スープとの相性も悪くない。
量は140g程だろうか。




内には浅利が3個、角切りはんぺん2個、そして笹切り葱。
浅利とはんぺんはスープで煮られたもので、スープを蓄えたはんぺんはおでん感覚で食べられる。



別皿で鶏チャーシュー3枚、味玉、小松菜。
別皿の意図も顧みず全て丼に盛り付けてみるが、結構豪勢で900円はお値打ち感がある。
厚手の鶏レアチャーシューは各々熱の入り方が微妙に異なり、特に最もレアなタタキ風のものは超美味しかった。




しらすご飯、〆雑炊
100円の日替わりご飯、本日は「しらすごはん」。
同額で大盛りサービスと勧められたが、慎ましく小盛りで。
梅と大葉をあしらったしらすご飯に、添えられた貝醤油をまぶしていただく。
メッチャ美味しい。




半分残したご飯にスープを投下して、お約束の〆雑炊
これが100円とは完全な出血サービス品だ。



■ 感想など
ランチのラーメン営業はもう2年以上続いていると言う。
道理で完成度が高いはずだ。
1000円でこれだけ楽しめるとは、さすが大阪らしいコスパレベル。
塩気も関西風に微調整すれば、スコアは跳ね上がりそう。
機会があれば、夜に貝料理で一杯やりに来たいものだ。

ご馳走さまでした




えぽっく
大阪府大阪市中央区東心斎橋1-6-4

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