麺や 蒼AOI @つくば市 ~「限定☆秋味 裏フェスver.」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺や 蒼 AOI
つくば市(つくば)


【注文】 限定秋味 裏フェスver.
【価格】 850円

[訪問時期] 2016年10月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 魚介/清湯
[味] 醬油
[麺] 中細麺(150g位)
[具] チャーシュー、秋刀魚オイル漬け、焼き葱、穂先メンマ、1/2味玉、海苔、飾り麩、三つ葉、刻み葱2種、(別皿)紅葉おろし、みょうが、スダチ



RAMEN にじゅうぶんのいちからの連食です。

今年も「ラーメンフェスタ」期間中の裏フェスメニューとして登場した秋の風物詩。
この時期つくばの裏フェスメニューはどれも垂涎モノなのだが、中でもこれは食べておかないと秋が来た感覚にならない。
と言う訳で、荒川区から一路つくばを目指し、店内外約20名の待ち列に接続。
店外からガラス越しに券売機を凝視し、右下の「秋味」ボタンが生きているのを確認してホッと胸を撫で下ろす。




開店良く20分ほどで着席、やがてつくばの秋をそのまま絵にしたような一杯と再会する。
例年との明らかな違いは具に追加された秋刀魚のオイル漬け、そして別添えされた香味油




スープと別添薬味
鶏らしき動物系の下支えに秋刀魚の旨味ががジンワリ寄せ、松茸風味をフワッと効かせたのが秋味のスペック。
今年は明らかに秋刀魚の主張を強めに感じ、これは秋刀魚節の投入量を増やすと共に、醬油を例年よりやや薄口に変えて来たのではと思う。
圧倒的な秋刀魚風味に松茸がそっと優しく寄り添うバランスは、今までの秋味醬油で最も好みだ。



別添えの薬味は例年通り紅葉おろし、みょうが、スダチで、秋刀魚との相性については敢えて語るまでもないだろう。
得手不得手が有りそうなみょうがを別添にしているのも、当店らしい配慮。
今年は丼内にかけられた一味唐辛子がそこそこ多めだったので、紅葉おろしは半分ほどの使用に留めた。
今回初めて登場した香味油は、駄舌で舐めても良く分からないが、おそらく秋刀魚系の魚介オイル
中盤に投下してみると、あっさり秋刀魚清湯に濃密なコクと円み、香ばしさが加わり、このシフトチェンジにはかなり嵌まった。




自家製の中細ストレート。
昨年までのザクッとしたやや低加水タイプから、滑らかで啜り心地や喉越しを重視したタイプに変えてきている。
スープの秋刀魚風味を良く伝え、小麦の旨味と巧みにコラボさせていく。
麺量は150gかやや多め位。




麺上の具は、チャーシュー、秋刀魚オイル漬け、焼き葱、穂先メンマ、1/2味玉、海苔、飾り麩、三つ葉、青白2種の刻み葱。



大ぶり肉厚でホロットロのバラ煮豚チャーシュー、香ばしさと苦甘味が堪らない焼き葱、筑波山を表した三角海苔など、例年同様の豪華な布陣。
この盛り付けを秋のつくばに見立てたRAMENOIDさんの絵画的な情景描写が、食べている間も頭の中を支配する(笑)




今年新たに加わったのが、軟らかな自家製の秋刀魚オイル漬け
これほど美味しく、これほどスープとマッチした秋刀魚の具は初めてだ。
この小片をチビチビやりながら、日本酒でも飲んだら最高だろう。



■ 感想など
今年もつくばの秋を感じられたことに感謝。
自分にとっては3年目の秋味だが、毎回進化の跡が見て取れる。
当初の新鮮な驚きは薄まる中でなお、個人的には今回のバージョンが最も響くものであった。

秋刀魚のオイル漬けを載せた「裏フェスバージョン」は既に終了し、現在はノーマル秋味が提供されていると聞く。
一昨年までは醬油、塩、シオユからスープを選択できたのだが、今年はどうだろうか。
もし未食の塩スープにありつけるなら、最優先で駆けつけるつもりだ。

ご馳走さまでした~




麺や 蒼 AOI
茨城県つくば市竹園2-6-10 伸光ビル1F

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