RAMEN にじゅうぶんのいち @荒川区 ~「四周年記念限定☆四種の天然蛤そば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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RAMEN にじゅうぶんのいち
荒川区(東尾久三丁目


【注文】四周年記念限定四種の天然蛤そば
【価格】 1000円

[訪問時期] 2016年10月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 蛤/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g位)
[具] 豚フィレ肉のメダイヨン、とんぶり、蛤、茅葱、米茄子、たもぎ茸、白人参、紫人参、紅しぐれ大根、マーシュ、花穂じそ、紅蓼

★このメニューは当日限定の提供でした。



限定100食の記念メニューは整理券方式。
待ち列が20名を超えた6時40分頃から、前倒しで配布が始まった。
自分は14番札。
7時前に30番まではけたのを見届けて、一旦帰宅し再集合に備える。



再集合から程なくの11時少し前、チャオ同盟の面々が勢揃いの中で、佐藤店主のご挨拶に引き続きイベント開演。



さんじ」さん提供の「具沢山鴨炊き込みご飯」は、電源の不具合でお釈迦になったとかで残念。
「完璧に仕込んだんですよー!」と、店外案内役のきんちゃんが鬼の形相で力説。
まゆちゃんも交えて談笑する内に、二巡目での入店となった。



厨房内は佐藤店主メインにセカンドが「稲荷屋」の高橋店主、「麺処 晴」の大城店主は例によって配膳補助&トーク担当。
やがて緊張が和らいできた佐藤店主から、渾身の一杯が届けられる。




スープ
当日ようやく明かされたメニュー内容。
スープは溢れ返る4種の天然蛤の旨味を、ライトな豚骨と昆布が着実に下支えするもの。
桑名出身のきんちゃんも、故郷名産の天然蛤の買い付けに協力したらしい。
蛤出汁はかなりいただいてきたが、これほど強い出汁感は記憶にない。
特別に仕込んだ塩ダレは当店らしく穏やか上品で、蛤を際立たせながら長い余韻へと誘う
今日は原価率200%超とは聞いていたが、スープだけでも売値を軽く超えるとのことだ。
これが美味しくない訳がなく、思わず溜息が漏れる。




三河屋製麺特注の中細ストレート
しなやかな口当たりと弾力性、決して強くはないが小気味良い歯応え。
強い蛤感を身にまといながら、自らの風味をアピールすることも忘れない。
美味しいし、スープとの相性も良く考えられている。
麺量は150g有るかどうかといったところ。





豚フィレ肉のメダイヨン、とんぶり、蛤、茅葱、米茄子、たもぎ茸、白人参、紫人参、紅しぐれ大根、マーシュ、花穂じそ、紅蓼。
「稲荷屋」さん監修とのこと。



豚フィレ肉はしっとり軟らかいレア仕立て。
メダイヨンとは円形の料理という意味らしい。
この上に載せられた「とんぶり」はホウキギの実で、「陸上のキャビア」と呼ばれるそうだ。
濃密なトリュフソースで和えられた正にキャビアの如き実は、正直キャビアより数倍美味しかった。



の身はかなり萎んでいるが、その殻の大きさから高価な天然モノを使用していたことは一目瞭然。
流石に身にプリプリ感はないものの、確り残った旨味がジュワッと。
蛤の下には米茄子が台座の役目を果たし、その傍らには風味の強いたもぎ茸
どちらも箸休めの料理としてはとしては最高だが、スープに影響しないよう早めに平らげた。




花穂じそは実をバラしてスープに浮かべるが、両者の相性の良さも印象に残る。
他にも細かく手を入れた具や薬味が、祝い事に相応しく艶やかに盛り付けられていた。



■ 感想など
出汁感をMAXで感じさせながら穏やかな気品が漂うスープを始め、原価率200%超の厳選素材を佐藤店主らしくまとめ上げた一杯
その素晴らしい限定麺に、チャオ同盟の友情が花を添える。
素晴らしい周年企画に立ち会えて幸せだった。

改めて、四周年おめでとうございます。
これからも我々ファンを楽しませてください。

ご馳走さまでした~