豚骨一燈 @江戸川区~「期間数量限定☆鯛を炊いたん」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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豚骨一燈
江戸川区 (小岩)

【注文】 期間数量限濃密鯛白湯つけ麺 「鯛を炊いたん」
【価格】 880

[訪問時期] 2016年7月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鯛、鶏/白湯
[味] 塩
[麺] 太麺(200g)
[具] (麺)チャーシュー、(汁)メンマ、人参、三つ葉、柚子皮

[その他] 〆の鯛雑炊付き



明日(7/19)までの限定なので先上げ。

千葉方面に外出の前に、福原店長の限定をいただきに。
7月10日(日)~19日(火)の提供で、最近お決まりの昼夜各10食のみ。



狭き門のハードルと、真夏日のハードルを天秤にかけて10時45分に着いてみると、ガーン!11番目だわ(^^;



10名の内に1人位限定食べない人が居るだろうと、取り敢えず並んでみますよ。
間もなくスタッフが出てきて何やら回収してるのは、ペーパーナプキンで作った限定整理券。
何と10名が10名とも限定希望で、あえなく終了宣告を受け「うわー!」



と叫んだ瞬間にが降りてきました。
9番、10番で並んでた可愛い女性お二人連れの内、10番の方が「あ、じゃあ私お譲りしますよ」エッ!
「でも良いんですか?」「はい、連れにひと口分けて貰いますから」・・・マジ、女神光臨 \^-^/
ここ最近で一番嬉しい瞬間やった。



因みに福ちゃんは不在で、都知事選バリの演説は聞けませんでした。



麺と麺上の具
麺は自家工場の胚芽入り太ストレート
キッチリ水〆、綺麗に整えられて、店長が不在でも確りスタンダード化されてますね。
強めのコシ、噛むほどにこぼれる小麦の風味、モッチリ感がまた良くて。
濃厚なつけ汁の絡み、バランスも良く、いつもながら相性を確り検討されてる感じ。
麺量は200g、鯛雑炊も付いてるので不足感はないと思います。



麺上に2枚載ったロース系のレアチャーシュー
良く見る肩ロースより脂身が少なく、しっとり軟らかな赤身に詰まった肉汁が旨かった~



つけ汁と具
トロンと濃厚なつけ汁をひと口啜ってみると、いきなり凄まじい鯛出汁が攻めて来ます。
大量の愛媛産真鯛の中骨から抽出された旨味はハンパナイですが、クリーミーな鶏白湯の支えもあって、鮮魚っぽい嫌味を感じさせないのは見事。
愛用の無化調塩ダレも、ジャストな塩梅で出汁感を際立たせてますね。
この鯛の荒々しさは沿線の専門店を凌駕する勢いで、正に濃密鯛白湯。
鮮魚ヘタレな方でなければ、かなり満足の仕上がりじゃないかと思いますよ。




つけ汁中にはメンマ、人参、三つ葉、柚子皮
メンマは太めな角材タイプでサクコリ食感。
食感と言えば、飾り切りの人参の硬めなコリ感が印象的。
人参、三つ葉、柚子皮のような爽やかな具材は濃密白湯には心地好いし、彩りにも貢献してますね。



実食
太麺の微妙にザラついた麺肌に濃密白湯が程良く吸着し、鯛と小麦の四つ相撲な様相。
温度の低下に伴って鶏の存在感も増して三つ巴の展開になって来ますが、それでも最後まで鯛の君臨を感じます。
200gの麺を一気に啜った頃には、濃厚なつけ汁は1/3ほどになってますね。

更なる楽しみが、途中でコールした〆の鯛雑炊セット



平皿に半チャーハンのように丸盛りされたご飯、その上には鯛のほぐし身と青葱
いきなりバーナー全開で豪快に直炙りのパフォーマンス付きです。



徳利に入った鯛清湯の割りスープでつけ汁を割り、鯛感をフレッシュに蘇生させた上でご飯をダイブ。




鯛出汁の〆ライスは何度となく食べて来ましたが、ひと手間の工夫や見せ方含めて、ベスト級の絶品でした。



■ 感想など
福原店長が初めて手掛けたとの鮮魚系つけ麺。
鯛の感じさせ方はハンパないし、〆の鯛雑炊に至るまでの楽しませ方も見事だし、このセットで880円との設定も大納得。
これでご本人が在店であれば、「もう鮮魚の巨匠」とかのビッグマウスが聞けたのに・・・それが唯一の心残りです(笑)

最後に、極上の一杯をお譲りいただいた女神さんに再度感謝申し上げます。

ご馳走さまでした~