燃えよ麺助
大阪市福島区(福島)
【注文】 特製金色貝そば
【価格】 990円(特製210円含む)
[訪問時期] 2016年6月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏+貝/清湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺(150g位)
[具] チャーシュー、メンマ、海苔、味玉、白髪葱、三つ葉、揚げ葱、柚子皮
早起きして大阪にワープしての昼食。
11時頃にポールを獲得した直後から後続が途切れず、定刻開店時のシャッターズは23名。
ちょっと遅れたら、午後からの仕事に間に合わないところでした。
白木のカウンターに漆のトレイが綺麗にセットされ、ピリッと身が引き締まる待ち時間。
「早くから有難うございます」と丁寧な言葉と共に登場した丼は、大ぶりな3枚のレアチャーシューにほぼ埋め尽くされてます。
■ スープ
いきなりブワッと押し寄せる貝出汁に圧倒されます。
ライトな鶏と乾物系あたりで固めたベースに複数の貝が溢れ返り、この出汁感はもう飽和状態に近いでしょう。
カエシは薄口醤油主体のブレンドで、貝出汁のサポート役に徹しながらキリッと輪郭は外しません。
仄かな甘味を放ちながらキレ鋭くフェイドアウト、そこから先は貝の長い余韻の独壇場。
チャーシューの上に撒かれた揚げ葱が優しく落とす苦味、その効果も抜群ですよ。
いやいや素晴らしいしいスープですね。
「キャッホーイ!! まいぅ~」と叫びたくなります(笑)
■ 麺
森製麺に特注の中細ストレートで、全粒粉っぽい薄い斑点。
森製麺は地元大阪の老舗で、中華麺からパスタ、うどん等手広い納入実績があるようですね。
この加水低めな麺、貝出汁の吸い上げも抜群ながら、強めの歯応えで存在感の主張も忘れません。
麺も美味しいしスープとの相性も上々。
麺量は標準的な150gあるかないか位でしょう。
■ 具
チャーシュー、メンマ、海苔、味玉、白髪葱、三つ葉。
更にスープの味変素材として揚げ葱、柚子皮。
大ぶりなチャーシューが特製仕様で3枚。
塩ダレに漬けた肩ロースを香ばしく焼き上げてから、じっくりと低温調理を施したもの。
そこそこ肉厚で熱々スープに浸っても中々変色しないほど・・・1枚丸ごと頬張ればそのボリュームを体感出来ようというもの。
もちろん絶品。
鰹出汁に漬け込んだとのコリコリメンマも、マイベスト幾つかに確実に入る逸品です。
鹿児島県産「うま赤卵」使用の味玉。
トロ~リ早熟な茹で加減で、絶妙な甘さで味付けされた黄身の濃厚さが伝わって来ますよ。
■ 感想など
いやはや物凄い新店が登場したものですね。
今回お友だちに勧められて追随した訳ですが、このスープの美味しさ、各パーツのレベルの高さ、トータルコーディネートの素晴らしさには感動を禁じ得ません。
正にストライクど真ん中。
もう一方の看板メニューの「紀州鴨そば」も、次回のワープで必ずいただきに上がりますよ。
福島地区、アツいですね~
ご馳走さまでした~