2015年5月23日(土)
らーめん居酒屋
吟座 FouFou
【注文】ねぎ塩らーめん
【価格】 800円
[訪問日時] 2015.5.23(土) 21:30
[店内状況] 先客3名、後客多数
[注文方法] 口頭注文、後会計
[味] 鶏清湯/塩
[麺] 中細微縮れ麺(150g位)
[具] 葱とチャーシューの細切り炒め
宴会後の二次会で案内されたのが「らーめん居酒屋」と銘打った当店。
因みに私がリクエストした訳ではありません(笑)
夜営業のみでおつまみの品数もそこそこ、麺類やご飯物も結構充実してるようです。
入店時には寂しかった店内も、気付けばテーブル席ほぼ満席でワイワイガヤガヤ活気が有りますよ。
一次会で宴会コースを食べてるのに、チャーシューだ海老餃子だとひとしきり。
因みに私イチ押しのお摘まみはザーサイ。
しばらく酒を重ねた後に〆の一杯として標題を注文。
相当酔ってるし気分はすっかり居酒屋なので、RDBレポの対象外だろな~等とボンヤリ思ってるところにこいつが登場。
予想外の調理麺タイプが好みっぽくて、しかもレンゲでスープをひと啜りしてみたらビビッ!と感じてしまいまして。
ハッキリ言って自信は皆無ですが、取り敢えずレポを上げることにします(笑)
スープはおそらく鶏ベースのあっさり塩清湯で、〆の一杯用とあって塩気はやや強め。
魚介等の複雑な出汁感は、酔っ払いには全然感じませんね。
塩スープだけを取ってみれば、さほど特筆するようなものでは無いかも知れません。
ところが、具の炒め物から流れ出る胡麻油と葱の風味がベストマッチで、しばしレンゲ止まらず。
これはいきなりツボにはまってしまいました。
麺は中細で若干のウェーブが入ったもの。
高加水のツルモチなタイプだとは記憶してますが、茹で加減とかはう~ん。
麺の上には、葱とチャーシューを香ばしい胡麻油で炒めた具が結構たっぷり。
チャーシューは食感豊かな本格焼豚で、細切りながらも肉感が伝わるもの。
葱はシャキシャキ感を残しつつ、その甘味と焦げた苦味がじんわりと滲み出る秀逸な仕上げ。
薄塩味でスープとの一体感もあり美味しいですね~
終始麺と炒め物を合わせていただきます。
シャキッとした葱と多少クニュッとなった麺の、食感のコラボが堪りません。
この日はかなり腹が脹れて酒も入り、余り気乗りのしない〆ラーでした。
ところが思いがけず登場した調理麺に嵌って、周囲が唖然とするぐらいペロリと即完。
半分ほど残したスープも、独りで食べてたら間違いなく飲み干したでしょう。
スープも麺もさして変哲無いものだと思いますが、炒め物が随所に影響を及ぼしてこの一杯の要を成してましたね。
値段的にややお高めなのは、長居の居酒屋としては仕方ないのかな。
また金沢に行くことがあったら、一次会からここに行きたいと思います。
ご馳走さまでした~