2015年2月4日(水)
豚骨ー燈
【注文】限定☆塩浅利そば
【価格】780円
福原店長の限定がリリースされました。
2月3日(火)~2月11日(祝)、昼・夜各10食の提供。
ちょっと早いかなと思いましたが、念のため開店20分前に到着で予想通りポール。
定刻開店時のシャッターズは11名、やがて満席となり退店時には数名外待ちの状況でした。
因みに最初の約10名のうち、限定注文率は5割程度だったでしょうか。
当店での自身初めての限定ともあってか、かなり気合の福原店長・・・木村さんとの呼吸もだいぶ合ってきたようで、ワンロット4杯でスタート。
程なく黄色い一杯とご対麺。
「浅利をふんだんに使ったスープを、特製の塩ダレでまとめました。香味油にバターを使い、斬新ながらもじんわりとした味わいです。」
事前にこの案内を見てるので、味の想定はついてます。
で、想定通り、分かりやすいけど美味しいヤツ。
斬新かなあ…!?
ライトな鶏ベースに大量の浅利の清湯ですが、浅利出汁特有の白色と香味油代わりのバターで黄濁。
浅利の渋みが舌を刺激し、帆立を加えたバターが絡みます。
バターは濃密な風味を醸しつつ、浅利出汁を凌駕するには至らない絶妙のバランス。
塩ダレはやや強めのジャスト、キレが良いので濃密スープでも後味はスッキリ。
想定通りの味ですが、惹き込まれる旨さです。
麺は自家製の細いストレート。
茹で時間はほんの20秒位でしょうか、やや硬めの仕上がりです。
しなやかながら、歯への反発力と歯切れの良さが際立つ低加水麺。
スープの絡みは申し分なく、相性も良さげ。
麺量は150gとのこと。
具は鶏チャーシュー、鶏つくね、浅利剥き身、チンゲン菜、メンマ、葱。
鶏ムネ肉の低温調理チャーシュー。
歯がサクサク入る軟らかさ、鶏本来の旨味、仄かに甘い味付け。
美味しいですね。
浅利の剥き身が6個ほど。
浅利感を増幅させる効果は勿論認めますが、ここは味付けに一工夫してアクセント的な使い方をして欲しかったかも。
チンゲン菜はスープとの相性良く、たっぷり盛られた刻み葱が、バターの重たさを上手く緩和してます。
大量の葱の台として敷かれているのが、紫蘇?入り鶏つくね。
食感、味付けは割りと普通な感じで、軟骨や生姜風味等を若干強調しても良いかなあ。
浅利を前面に出し、相性の良いバターと合わせるという、誰もが想像できる味。
有りそうで見かけないという意味では、店長が仰るとおり「斬新」かも知れません。
ともすればチープ感漂いそうな組み合わせで、しっかりと食べ手を挽き付けるのはさすがです。
好きだなあ、こういう一杯。
浅利や鶏つくねといった具は普通に美味しいものですが、もうひと手間かけていただけると、感動の唸りを上げそうです。
ごめんね、勝手なこと書いて。
十分美味しいんですが、一燈グループには期待レベルが高いものですから・・・。
ご馳走さまでした~
満足(≧∇≦)
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