としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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ラーメンブログのみ公開中です。

中華そば 政好

墨田区(とうきょうスカイツリー、押上)


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【メニュー】中華そば+味玉
【価格】980円+150円

[訪問時期] 2025年12月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏豚+魚介/混濁
[味] 醤油
[麺] 細微ウェーブ麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、ほうれん草、海苔、ナルト、ネギ、味玉
[卓上] コショウ、生姜、にんにく、にんにく酢



移転復活おめでとうございます。
押上駅からてくてく平日の10時45着で5番手。




店外に並んだ祝い花は、ファンや友人らしきからのものが目立つ。



10分前から後客が押し寄せ、開店時には15名ほど。
因みに袖看板わ暖簾、丼も「まさよし」と平仮名なんだよね。




券売機を見ると、移転前より結構値段上がったな…いや前が安かったのか。




セルフお冷やして、ちょい狭めのカウンター席に奥から詰めて座る。




スタッフは女将さんと娘さんご夫婦、プラス男性1名。
相変わらず活気に満ちている。
娘さんメインに@3杯のオペで、2ロット目にご対麺。




■ 中華そば+味玉
スープひと口で、ため息ついて固まった。
いやあ、やっぱ旨いよ。
懐かしくもあるけどノス系の域を飛び超え、決して上品じゃないごった煮みたいな雑然感にグイグイ引きずり込まれる。
動物出汁メインに乾物魚介、濃口めな醤油、背脂、香味野菜、おそらくちょい調味料。
どんなバランスで作れば、こんなスープが出来るのか。
待ちきれず卓上からニンニク&生姜。
お下品さが増して、堪らない旨さだね。




軽くウェイビーな細麺は、以前と変わらず来集軒製麺所製だろう。
ライトな歯応えからのムニュモチ食感で、溶け出し早い麺味は、やはりこのスープにはベストパートナー。
絶対狙った仕上げだと思う。



2枚のチャーシューは三元豚の肩ロース。
記憶よりちょっと小さめだけど、脂身バランス抜群で変わらず美味しい。
他の具もほぼ水没でそっけない感じだけど、仕込みは何れも丁寧。




茹で玉子寸前の味玉にもほっこりしてしまう。



■ 感想など
決して上品ではないけど、飲めば優しさに包まれるスープは、とてもお残しできません。
そして笑顔で明るく見送られると、つい「美味しかったです」と言葉がこぼれてしまう。
ラーメンもお店の雰囲気も、やはり好みど真ん中。
いや、そういうファンが多いと思うので、この店に立地は関係ないんでしょう。

重ねて復活をお祝いします。
ご馳走様でした。




麺や 虎徹

行方市


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【メニュー】期間限定⭐️味噌らぁめん+叉焼増
【価格】1080円+450円

[訪問時期] 2025年12月上旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 鶏/清湯
[味] 味噌+マー油
[麺] 平打ち中太麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー2種、そぼろ肉、玉ねぎ炒め、あおさバター、メンマ、海苔、ネギ、ゴマ
[卓上] ブラックペッパー、七味、醤油、酢、ラー油



今年もこの季節がやってきた。
11時1分前に到着、9番手に接続するとすぐオープン。



一本道ずっとトラック列の後をノロノロで、モヤモヤだった気分もNさんの笑顔で一発解消する。
井川店主に挨拶しながら指定のカウンター席へ。




昨季はガラにもなく辛味噌を食べたので、今年は久々のノーマル味噌を注文。
もちろん叉焼増も忘れない。



着席から10分弱、ワクドキ感が高まった頃合いでご対麺。




■ 味噌らぁめん+叉焼増
スープ鶏清湯ベースとのこと。
当店の鶏清湯だからレベチなのはともかく、初動からこれだけずしっと重厚な味わいは、味噌ダレに秘訣があるだろう。
熟成感溢れるブレンド味噌は、風味高さやコク深さ、複雑性いずれも申し分なく、他店では出会ったことがないタイプの味わい。



そんな極上スープが数々のギミックで表情を変え、全体が更に複雑に変化していく。
マー油が徐々に浸食してきて、焦がしニンニクのビターなパンチ。
そこにゴマの香ばしさも加わる。



あおさバターを溶かせばちょっと洋風で斬新な磯風味。
そぼろ肉は誰もが好きな甘ジョッパ味をのせて、コクをどんどん落とし続ける。
その間にも、底に溜まった炒め玉ねぎや増した叉焼から、じんわりと旨味が滲み出ているのだから、もうとんでもない上昇カーブで迫ってくる訳だ。




自家製、このメニュー専用の平打ち中太ストレート。
密度高そうな歯応え、それでいて伸びやかな弾力とモッチリ感。
表情豊かな食感と味わい深さで、今年も存分に楽しませてくれている。




チャーシューは釜焼きのロース3枚、肩ロース1枚が入っていた。
おそらくデフォルトはロースなんだろう。
釜焼きチャーシューを出す店も増えてきたが、肩ロースは相変わらず個人的トップ。
ロースだって、これほどしっとり香ばしく焼かれた逸品には出会ったことがない。




そぼろ肉、玉ねぎ炒め、あおさバター、ゴマといったギミック材については既に紹介した通り。
因みにあおさバターは辛味噌には載らないようだ。
メンマと海苔は味噌シリーズでは初めて見た。
味玉有難うございます。



終盤、底に溜まったそぼろ肉と玉ねぎをサルベージしながら、もちろん完飲まっしぐら。
スープに甘味が増してきた頃合いで、卓上の七味を投下する。
当店の七味は山椒が効いて、普通とはひと味違うんだよね。
これがファイナルギミック。



■ 感想など
終始目まぐるしい展開に翻弄されっ放し。
何度食べても感動が待っている一杯です。
今年も食べられて幸せでした。
退店時には中外合わせて8名待ち。

ご馳走様でした。



博多ラーメン 洋ちゃん食堂

吉川市(吉川)


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【メニュー】ねぎラーメン(ねぎ別皿)+替玉
【価格】1280円(ねぎ分330円含む)+150円

[訪問時期] 2025年12月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚骨/白湯
[味] 醤油
[麺] 極細麺(100g強位)
[トッピング] チャーシュー、木耳、海苔、ネギ(追加分別皿)
[卓上] ホワイトペッパー、タレ、胡麻、ニンニク、紅生姜、高菜、豆板醤



つい先日振られた此方へ。
それだけ無性に豚骨モードだったし、そんな舌を満足させてくれる店は限られているからね。
日曜11時ちょうど、店前🅿️に駐めた車中にお二人お待ち。
今日も店外にはブタクサフレーバーがぷわーん。



すぐ開店し、券売機では今回狙いの表題ボタンをポチリ。
ねぎは別皿で、麺は普通でお願いした。




セルフ給水して席に着くと、もうメッチャ盛りのねぎ皿が置いてある🤣




その2分後にはご本尊も登場。
これよこれ、この泡ブク見て立ち上るスメルを嗅ぐために、ねぎを別皿にしてもらったんだ。




■ ねぎラーメン(ねぎ別皿)+替玉
泡ブクスープはそこそこの重厚感。
でも油脂でいたずらに濃度揚げるのではなく、豚の旨味がストレートに迫ってくる。
やっぱ旨いわ。




味見が済んだらドバッとニンニク&ホワペ、そしてねぎを半分ほど載せてみる。
このねぎが辛味混じりの風味強くて、それがニンニクと合体して結構凶暴に攻め寄せる。




は本場トリオ製の極細ストレート。
普通コールで適度にしなやかさを感じながら、でもザクザクッと内耳に響く咀嚼音。
確り茹できってあるからダレも感じない。



チャーシューは博多ラーメンには珍しいロースの低温調理。
しっとり仕上げに旨味たっぷりで、結構食べ応えもある。




マイルーティンで替玉はバリカタ発注。
味わうにはちょい軟らかめが好きだけど、替玉は食感の冴え重視でスカッとまとめたい。 



ねぎは全投下、紅生姜とゴマもたっぷり。
もう具が否応なしに麺に絡む感じで堪らない。
ねぎをサルベージしながらスープ完飲したが、やはり骨粉っぽい微ザラを感じた。




■ 感想など
クサウマ、ニンニク、辛味の効いたねぎの三つ巴が堪らない一杯。
ねぎ追加で330円はちょっとアレかなとも思ったけど、これは十分に価値ありますね。
クサウマ豚骨モードになったらまた来ます。
その前に吉川に残る課題店もクリアしないと。

ご馳走様でした。