今日はリンパ浮腫についてまだ書きたいこともあったのですが、とある記事を読み少し考える時間があり、今私のこの気持ちが数年後にどう変化しているのか備忘録として書きたいと思います
厚生労働省の発表にもある通り…
日本人の2人に1人が生涯で癌を発症
かなり衝撃ですよね…
自分が癌になる前までは若いし(いやいや…若くないけど一応医学的には若い区分ということで)どこか人ごとで、遠い遠ーい未来の話…って思っていました。
まさか…まさか、子育て真っ最中の働き盛りな歳に襲ってくるなんて、夢にも思わなかったです
当たり前のように子供が巣立ち、当たり前のように祖父母、両親の年齢まで歳を重ね、当たり前のようにおばあちゃんになるものだと、漠然と生きてきました。
私の辿る人生の地図には、当たり前という言葉はありませんでしたね
癌になって失ったものはたくさんあります
家族の時間、お金、趣味、人との付き合い…
人それぞれ失ったと感じるものは違うと思いますが、得たものよりも失ったものの方が明らかに多いと思います
それでもcancer giftという言葉があるように、何か得たものがあるのか?と考えてみました
んー
んー
得たものとは…
人の人生はとても儚くて、当たり前だと思う平凡な日常が、実は特別な毎日だということに気付けたことでしょうか…
自分が患って初めて人の痛みがわかり(←遅くてすみません)自分が気にして躍起になっていたことが、実はどうでもいいことだったことにも気付けました
(また後日書かせていただきますが、娘が高校受験を滑りました私は失敗した。とは言いません。ただ行きたいと思った学校に縁がなかっただけで、失敗したわけではないと思います。)
以前に書かせていただきましたが、SNSというツールで、実際にはお会いしたこともない方々ですが、自分の友人以上に励ましていただき力をもらえたこともありました
医療従事者の皆様の一日も早く患者を回復させてあげたいという強い信念にも触れることができました
大好きなバンタンに出会えてたのも、癌になってからですね
んー、、、
考えてみたら結構ありますね…
でも、
私はまだまだ未熟な人間の為、cancer giftに感謝するという域には達していないです。
もしかしたら、生涯その考えには辿り着けないかもしれません…
それでも生かされているので、笑顔を忘れないように、とりあえず笑ってみます
これもバンタンのホビちゃんが教えてくれました
んー、、、
結果
やっぱり得たもので一番大きいことは
心と体の健康は財産
だからこそ検診が大事ですね
これは旦那、娘、周りの人達にもずっと言い続けていきます
今日もお付き合いいただきありがとうございました