先日、旅行へ行き
主催者に旅のレポートを出しました。
団体で知人のNPOのツアーに参加したからです。

全部で7人、ある人は来年から大学教授で
ある人はもうすぐ後期高齢者の退職者で若い頃に漫画家のアシスタントをしていた人です。
他は一般的な会社員やパートタイマーでした。

レポートは提出後にようやく
他の参加者の物を読めます。
レポートには、その人の普段の生活が露骨な程に現れていて驚きました。

教授になる人のレポートは
書籍の引用などもあり、読みごたえがありました。

退職者のレポートは
クスッとなる内容が節々であり
人生の豊かさを感じました。

私のレポートは
スマホで書いたのが丸分かりの
改行や句読点の多さが笑えました。
しかも、日頃こうした勝手な意見をブログに載せているので主張が強く、
提出も早かったです。

他の会社員の人達ですが
日頃、自分の意見を言う機会が
無いのだなぁと感じる文面でした。

文章が短く、読みにくい。
失礼な言い方をすると、
文字が並んでいるだけで
中身に乏しい。

ある意味で日本人らしいのかもしれません。
実際にはそういう人達の方が
大きな会社に勤めていたり
配偶者だけでなく、孫の代まで
家庭円満だったりします。

主張しなくても
察してくれる相手が側に居るのでしょうか。
そうだとしたら、羨ましいです。


けれど、自分の意見は
無いより有った方が良いと思います。
意見の無い人の代わりは
いくらでも居るから…
何より、楽しみにしていた
参加者のレポートの
中身が無いようでは
がっかりです。

ブログを書く事が
そういったリーダーシップの練習になると
某著名人が言っていました。
自分がレポートを提出して
その意味が少し分かった気がします。

無駄に思えるような文章を書く事が
意外にも訓練になっているようです。