先週末は一泊ででかけ、古い友人たちと旧交を温めてきた。
 そのついでにさよなら歌舞伎座公演も観てきた。納涼なので怪談が演目にあり、満喫した。
 わたしだけの夏休み。

 メインの同窓会のほうもすごく楽しかった。
 普段は会えないひとつ上の代の方たちと会えたのがいちばん有意義だった。

 2~3年に一度集まる同期はわたしのほかに3名が参加。
 ひとりは仕事の都合で10時頃やってきて、1時間ほどで帰っていったが、ぼーっと待っているわたしの頭にいきなり肘鉄を食らわせてきたのだった。いいおじさんが。だからわたしも2、3倍返しにしてやった。いいおばさんが。

 こういうふうに時間がすぎても、すぐにあの頃の雰囲気に戻れるのは素晴らしいことだと思うが、若い頃からこうだったかしら。
 終電を逃した2名は「お前が遠くから出て来たから電車に遅れたんだよ」と理不尽な理由でわたしを2時まで連れ回し、あげくのはてにはまた飲みながら理不尽なことで絡んでくるのでちょっと厳しい言い方をしたら、「怒ってるー、怒ってるー」と、まるで子どものよう。
 翌日電話がかかってきて、謝られた(ひとりだけ)。「酔って覚えていない」とのことだ。酔うって便利だなー。別にわたしも怒ってなんかない。ここは怒ってみせるとこだろ、と、ちょっとキレかけた振りをしただけなのだった。

 ひとりはタクシーで帰ったがいつ家にたどり着いたか記憶がなく、財布もなくしたらしい。
 もうひとりは朝まで駅で寝ていたそうだ。こちらは財布はあったが中が空っぽだったそうだ。
 わたしがホテルに帰ってから、てっきりふたりで朝までカラオケボックスにいたんだと思ってたのに。

 ふたりとも、久々に学生時代のノリで酔っぱらって記憶をなくしてしまった、らしい。
 いいおじさんが。