WEBが発達した現代では、物事を伝授するにも、テキストよりもどうしても動画が好まれるようである。英会話や起業などのセミナーでも、やたら無料動画がはやっている。個人的には、無駄な部分の多い動画をちんたら見ているよりは、さっさとテキストを読んで把握したほうがよほどいいと思うのだが。だいたいからして、無料動画には自画自賛だったり宣伝色だったりがふんぷんとしているように感じられる。しかし、動画制作業界でもおそらくは大量のカネが流れているんだろうから、経済的には正解なのだろう。


 なんか、動画でしか伝えられないものを動画で伝授しようという基本姿勢が忘れ去られ、「何でも動画」になってしまってはいないか?

 

 動画の全てを否定するつもりはさらさらないし、英語学習やジャーナリズムの動画を重宝しているのも事実だが、起業や投資のセミナーになってくると、情に訴えて理性を失わせてしまうような危険性が感じられるのだが、これは小生の考えすぎなんだろうか?