食べたら危険?ノルウェーサーモン

 

 

 

 

 

和菓子や寿司にも使われるショートニング
 また、意外なほど日本人の食生活にトランス脂肪酸を浸透させているのは、「ショートニング」です。

 ショートニングは、植物油に水素添加を行って生産されます。常温の植物油に水素添加を行うと脂肪の分子構造に変化が起こり、油が固まります。その際にトランス脂肪酸が発生するのです。ショートニングは無味無臭で、ケーキやパンのほか、さまざまな菓子や揚げ物の油に使用されています。

 ショートニングは、マーガリンから水分と添加物を取り除いたものといえ、より純度が高いためトランス脂肪酸の含有量も多くなります。ショートニング100グラムのうち、トランス脂肪酸は30グラム以上といわれています。

 サクッとした食感の食べ物を思い起こすと、そのほとんどにショートニングが使われています。クッキーやスナック菓子、ドーナツ、ファストフード店のチキン、コンビニエンスストアのコロッケ、スーパーマーケットの天ぷら……、これらはショートニングを加えることで軽い食感を生み出しています。

 特に揚げ物は、揚げ油にもトランス脂肪酸が含まれているので、ショートニングを使用している場合は二重に摂取することになります。

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