2013年、バイアグラとして販売されている治療薬「シルデナフィル」の特許がスウェーデン国内において切れたため、バイアグラの価格が12錠当たり約1200スウェーデン・クローナ(約1万5000円)から約300スウェーデン・クローナ(約4000円)に大幅に下落。これにより、バイアグラの年間平均使用者数は6万2000人から10万1000人に増加したとのこと。

 

勃起不全の治療薬「バイアグラ」がアルツハイマー病のリスクを3分の1にすることが判明

 

研究チームはまず、アルツハイマー病に関連した遺伝子学的な特徴であるエンドフェノタイプを複数特定し、FDAに承認されている1600種類の医薬品のデータベースと照合して、既存のどんな医薬品がアルツハイマー病に効果があるのかをシミュレーションしました。その結果、アルツハイマー病との関連性が深いアミロイドタウタンパク質という2種類のタンパク質の両方に作用する医薬品として、シルデナフィルが特定されました。