NVIDIAの半導体

 

 

「1月は全体を通して見ると、個人(投資家)は売り越ししています。昨年の早い段階で銀行や商社などのバリュー株を仕込めていた人の多くは、儲けを出しているはずです。ただ指数への寄与度が高いファーストリテイリングやトヨタ、東京エレクトロンなどは値がさ株のため、この株高に乗れている個人投資家はそれほど多くはないでしょう。海外で稼ぐトヨタなどのグローバル企業に投資するか勤務するかしない限り、株高の実感はほとんどないように思います」(金融ジャーナリスト・鈴木雅光氏)  新NISA開始1カ月で株式市場に流入しているマネーは2兆円に迫っているといわれる。しかし、その多くは日本株でなく、三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)など、米国を中心に全世界に投資する商品に集中している。

 

日本からはソフトバンクグループが出資している。

同社が長年テレビゲーム向けに開発してきた「GPU(グラフィック・プロセッシング・ユニット)」とよばれるチップが、AIの処理に適していることがわかり、世界では200社以上もの製造業と提携。さまざまな分野でAIの活用が進んでいる。

 

NVIDIA(エヌビディア)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララにある半導体メーカーです。GPUの設計に特化し、1993年に設立されました。

NVIDIAは、3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)を高速処理するGPUを開発・販売しています。パソコンやゲーム機といった家庭用のGPUから、データセンター向け・車の自動運転向けの機器と幅広い製品を取り扱っています。

NVIDIAの主力商品は、NVIDIA RTX(旧Quadro)です。

NVIDIAは、中国のAI半導体市場で約9割のシェアを誇っていました。2023年には、生成AI(人工知能)の普及により、業績が急拡大し、売上高で初めて世界首位になる可能性が高まっています。