魚料理を食べるとうつ病が治る

うつは医師には治せない

うつは自分で治す(ひとまかせにはしない)

うつ病に似ている薬剤中毒は、栄養では治らない

 

魚には、心筋梗塞や狭心症などの心血管疾患を予防する効果がある良質な脂肪酸が豊富に含まれる。

 

魚に多く含まれる「n-3系脂肪酸」やビタミンDには、インスリン感受性やインスリン分泌を改善する効果がある。

 

うつ病の予防法で、魚、特に青魚に多く含まれるn-3系脂肪酸とうつ病の関連を調べた。

 

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魚のn-3系脂肪酸には抗うつ効果がある。

n-3系脂肪酸がうつ病を防ぐメカニズムは、抗炎症、免疫調整、神経伝達物質調整、神経保護などさまざまな作用があり、それらが抗うつ効果を示すのではないか。

 

複数の研究をまとめたメタアナリシスでは、うつ病患者は健常者と比べて血液中のn-3系脂肪酸が低いこと、n-3系脂肪酸サプリメント、なかでもエイコサペンタエン酸(EPA)が含まれるサプリメントがうつ病治療に有益である。

 

さらに、2016年に発表された、31件の研究をまとめたメタアナリシスでは、1日50gの魚摂取、1.8gのn-3系脂肪酸摂取でうつ病の発症リスクをもっとも下げる。

 

1990年に長野県南佐久郡の8町村に在住していた40〜59歳の男女約1万2,000人のうち、2014~2015年に行った「こころの検診」に参加した1,181人を追跡した調査した。

 

魚介類と、n-3系脂肪酸の摂取量で4つのグループに分け、最も摂取量が少ないグループに比べた時の、その他のグループでのうつ病のリスクを調べた。

 

その結果、1日に57g(中央値)魚介類を食べるグループと比較して、1日に111g(中央値)魚介類を食べるグループで、うつ病リスクが56%減少した。

 

また、n-3系脂肪酸摂取とうつ病との関連では、エイコサペンタエン酸(EPA)を1日に200mg(中央値)摂取するグループと比較して、1日307mg(中央値)摂取するグループで、うつ病リスクが46%低下した。

 

同様に、ドコサペンタエン酸(DPA)を1日に67mg(中央値)摂取するグループと比較して、1日123mg(中央値)摂取するグループで、うつ病リスクが58%低下した。

 

南米チリでも、魚介類を多く食べる人たちに、うつ病患者が少ないことが知られている。

 

https://dm-net.co.jp/calendar/2017/027389.php