飲んでも治らず、依存して破滅へ向かう

 

厚生労働省研究班の調査により、ADHD(注意欠如・多動性障害)などと診断された子どもに対して、本来大人用の向精神薬を処方する例が2002年頃から急増する傾向にあることが判明しました。
 厚労省は「子どもを対象に効果や安全性を確かめる治験を進めるべきだ」と言っているようですが、すぐにでも全面禁止すべきです。
そもそも向精神薬は刺激剤系と鎮静剤系に大別されますが、前者にはコカインのほか覚醒剤に指定されているアンフェタミンやメタンフェタミンが、後者にはヘロインやアヘン、モルヒネといったオビオイド系の薬物が含まれています。これらがセロトニンの取り込みを阻害したり、ドーパミンを刺激したり、ノルアドレナリンを抑制したりするメカニズムで、服用した人の気分がハイになったり、トロ~ンとしたりする。
 つまり覚醒剤や麻薬に似ているどころの話ではなく、成分の面でも作用の面でもほとんど同じものなのです。

 

https://treasurenews.jp/archives/4869/ より引用